筋肉質とダイエット

筋肉質とダイエットについて

「痩せて細く引き締めたいのに、運動するとすぐに筋肉がついて太くガッチリしてしまう」
という筋肉質の人は少なくありません。例えば太もも部分がパンパンになっていたり、全体的に体型ががっしりしている感じがしていたりすると、運動しても痩せるのではなく、よけいに体格が良くなってしまうそうな気がしてしまいますよね。

しかし実は、自分では筋肉質で筋肉太りだと思っている人でも、リンパや血行の流れが悪くてむくんでいるために太く見えているという事もあるようです。また、筋肉繊維の間に脂肪が入り込んで、筋肉のように見えるのにやたら太いと感じる事もあるようです。

筋肉質の人がダイエットする場合には、徹底して有酸素運動を行なうことが大切です。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動でも、エクササイズ方法を間違えると有酸素運動ではなく無酸素運動として筋トレをしているような効果が出てしまうので、筋肉質の人は有酸素運動が無酸素運動になってしまわないように徹底的に心拍数をモニタリングする事が大切です。

有酸素運動は、心拍数は1分間あたり110～130程度が理想的です。どんな有酸素運動をしている場合でも、出来るだけ心拍数がこの枠からはみ出してしまわないように注意しながらエクササイズを行いましょう。ウォーキングやジョギングなどは、ペースを調節しながら心拍数をコントロールしてくださいね。有酸素運動を継続していると、筋肉繊維の間にもぐりこんだ脂肪が少しずつ燃焼されていくので、脂肪が原因で太い部分は、少しずつ細く引き締める事が可能です。

筋肉質の人のダイエットでは、無酸素運動はできるだけ避けるような工夫も必要です。無酸素運動とは心拍数が高くなる運動方法のことで、筋肉を大きく育てる効果があります。筋肉質の人は筋肉が成長しやすい体質なので、できるだけ筋肉を大きくしないように、無酸素運動を減らして有酸素運動を増やす工夫をするのもおススメです。

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