毎日のジョギングについて

毎日のジョギングについて [～知って得する豆知識～]

有酸素運動としてのジョギングは、筋トレなどと違って、エクササイズをする事によって筋肉繊維が破壊されてしまうと言うことも余りありません。普段から運動不足の人がジョギングをすれば、それまで使っていない筋肉が酷使されるので筋肉痛なども起こしてしまいますが、ある程度の経験を積めば、走っても筋肉痛になる事も少なくなってきます。これは、走る事によって筋肉が強化されていくためです。筋肉が少しずつ強化されていけば、走るスピードを上げて負荷を大きくしたり、走る時間を長くしたりして、普段のジョギングもどんどん楽しくなっていきますよね。

ジョギングをして筋肉痛になる場合には、筋肉の疲労が完全に取れていない状態で更に疲労を上乗せしてしまう事は、あまり理想的ではありません。つまり、ジョギングをして筋肉痛になってしまう人にとっては、毎日走る事はあまりおススメではありません。筋肉が疲れている所にどんどん疲労を上乗せして行くと、筋肉の質自体が弱ってしまうので、毎日走ってもダイエット効果や減量効果などは実感できなくなってしまいます。

ジョギングをする時には、有酸素運動としての効果を実感するために一回のジョギングで最低20分、理想としては30分～60分程度走り続ける事が大切ですが、それを毎日おこなう必要はありません。どんなエクササイズでも、毎日するよりは1日おき、もしくは2日走って1日休む、というようにお休みの日を作ってあげる事も必要です。筋肉をトレーニングしたら、筋肉を休めて回復する時間を与えてあげる事によって、質のよい筋肉を作る事にもつながります。

「毎日走りたい」という人もいると思います。毎日走りたい人は、走るペースを変えて、筋肉に同じような負担を与え続けないような工夫をするのも良いのではないでしょうか。例えば2日間はジョギングをしたら1日はウォーキングにするとか、2日間はいつものペースで走ったら、その翌日はペースを落として走ってみるなど、走るペースを少し変えるだけでも筋肉にかける負荷がグンと変わってきます。いろいろ工夫しながら走ってみてくださいね。

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