ジョギングの消費カロリー

ジョギングの消費カロリー [～ジョギング基礎知識～]

有酸素運動は、それほどきつくない運動を最低でも20分ぐらい行なう事によって体内の脂肪を積極的に燃焼する事ができるダイエットにはお勧めのエクササイズ方法です。有酸素運動と言っても、ヨガやピラティスのようなストレッチ系でカロリー消費量もあまり多くないタイプのエクササイズもあれば、1時間に1000キロカロリーを消費できてしまう水泳なども有酸素運動に分類されます。同じ「有酸素運動」でも、運動によって消費できるカロリー数が全く異なるのです。

ジョギングでどのぐらいのカロリーを消費できるのかは、その人の体重や走る距離、走るスピードなどいろいろな要因によって異なります。しかし、ジョギングはいってみるなら「ずっと飛び跳ねながら片足ずつ前に進んでいる」エクササイズなので、ウォーキングのように歩くよりも同じ時間で消費できるカロリー量は多くなります。1時間のジョギングでどのぐらいのカロリーを消費できるのかの目安は、だいたい400キロカロリー～500キロカロリーが多いようですね。ジョギングよりも早く走るランニングになれば消費カロリーも多くなって、1時間あたりのエクササイズで600キロカロリー～700キロカロリー程度を燃焼する事ができるようになります。ジョギングでもっと多くのカロリーを消費したい場合には、走る距離を伸ばしたりしながら、快適に走れる状態をできるだけ長時間キープできるような工夫をするのも良いでしょう。

ジョギングを始める前に、こうした消費カロリーを計算してしまうと、「1時間もつらいジョギングをして、たったのこれだけしかカロリーを消費できないの?」なんてブルーな気分になってしまうかもしれません。しかし、実際にジョギングをはじめてみると、自分で計算した消費カロリーの数字以上に体がスリムになっていく事を実感できたり、痩せたい部分がすっきりと細くなって予想以上の脂肪燃焼効果を実感できることも少なくないようです。これは、ジョギングをする事によって全身の筋肉が強化されて、基礎代謝もグンとアップするから。毎日の生活で運動をしなくても消費できるカロリー量がアップすれば、それだけやせやすい体質を作る事にもつながると言うわけですね。

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