ジョギングと膝痛について
ジョギングと膝痛について [〜ジョギング中級知識〜]
ジョギングをはじめたばかりの人は、膝や足首などの関節に痛みを感じる事があります。特に、普段運動不足だった人が急にジョギングをはじめたりすると、それまであまり鍛えられていなかった筋肉や関節などに急激に負荷がかかるので、筋肉も関節も悲鳴を上げてしまいます。筋肉なら筋肉痛として痛みを感じますが、膝などの関節に痛みを感じると、せっかくはじめたジョギングにも支障が出てしまう事もあります。
ジョギングをする時には、ジョギング用のシューズを履くことが必要です。自分が今まで持っているスニーカーで済ませようという人もいますが、ジョギングシューズはウォーキングシューズなどよりも膝や足首などにかかる衝撃を緩和してくれる役割をしています。ウォーキングをしている時には両足のどちらかが地面についていますが、ジョギングやランニングなど走っている時には、両足のどちらも地面についていない状態が多くなります。つまり、前に飛び跳ねている状態で片足ずつ交互に着地している事になるわけですね。ジョギングで片足が着地する際にかかる衝撃は、なんと体重の3倍にもなります。そのため、その衝撃を軽減してくれるジョギングシューズが大切なのです。
ジョギングシューズを履いていても膝痛が起きてしまう事もあります。痛みがある場合には走るのをやめて2,3日様子を見るとか、関節への負担を軽減してくれるジョギング用スパッツやレギンスなどを着用して関節をサポートするなどの工夫をする事ができます。ただし、痛みがひどくなるような場合には、無理をしてジョギングを続けても良い事はありませんから、膝の痛みが収まるまでは走るのはやめてストレッチ系の柔軟運動で関節周辺の筋肉を鍛えてあげるようにするのも良いでしょう。
ジョギングをするためには大切な膝。膝痛を起こさないようにするためには、走りだす前に十分な準備運動をするのが効果的です。準備運動は下半身の股間節、膝、足首などの関節部分をストレッチさせてあげたり、筋肉を柔らかくほぐしてあげるためのストレッチなどが良いでしょう。
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