ジョギング時のマスクについて
ジョギング時のマスク [〜ジョギングファッション解説〜]
ジョギングをする時にマスクをすると、なんとなく呼吸が邪魔されるような感じがしますが、ジョギングをする時にマスクをする事にはいろいろな意味があります。
例えば、プロのマラソン選手などがトレーニングの一環としてマスクをして走る場合には、マスクをして走る事によって、一度の呼吸で摂取できる酸素の量を意図的に減らして呼吸力をアップする事があります。この場合には、高地などもともと酸素が薄い場所で更にマスクをして走る事によって、既に鍛えられている心肺機能を更に鍛える効果があるようです。
花粉が飛び散る季節では、マスクをして走る事によって、花粉が呼吸器官に侵入する量を抑える効果もあります。特に、スギ花粉が飛ぶ季節では、ジョギングをするしないに関わらずにマスクをして外出する人口が急増するニッポン。花粉症で悩んでいるからと言ってジョギングを控えるのも寂しいので、走る時にはジョギング用のマスクをつけて走るようにすればOKです。花粉症の予防だけではなく、インフルエンザなどが流行する季節には、マスク着用は、そういった疾患を予防する事にもつながるのでおススメです。
ジョギングを始めてばかりの初心者なら、走っているだけで十分に心肺機能を鍛える事ができるので、新派機能のためにマスクを着用する必要はありません。それよりも、防寒対策とか、花粉症やインフルエンザ予防のためにマスクを着用すると良いでしょう。また、走っていて呼吸が苦しくなってきたら、マスクをつけたままで苦しむ必要はまったくありませんから、マスクを外して呼吸を整えたり、走るスピードを落として呼吸が苦しくないスピードで走ったりして工夫するのも良いでしょう。
余談ですが、春になると花粉症対策のために顔中をマスクで覆い隠して外出する人も珍しくないため、日本人にとってはマスクをしてジョギングすることは、それほど奇異に見えることもありません。しかし、外国ではマスクをするのは病気の人のみ、という考えなので、マスクをしてジョギングする姿はかなり不思議がられる事も多いようです。
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