筋力低下について

筋力低下について [～筋トレ基礎知識～]

人間なら誰でももっている筋肉。体を動かしたり生活をするためには筋肉が必要なので、私達は普段の生活の中で意識しなくてもある程度の筋肉を使っています。しかし、ストレッチや筋トレなど意識して筋肉を伸ばしてあげたりトレーニングしてあげなければ、筋肉はあっという間に低下してしまいます。

筋力低下を引き起こす原因には主に、年齢と運動不足があります。運動不足による筋力低下なら、定期的なエクササイズなどである程度は予防する事もできますが、年齢による筋力低下は誰にでもおきるため、年齢不詳の筋肉をキープしようとすると、かなりの運動量が必要になります。

筋力が低下し始める年齢は一般的に25歳～30歳ぐらいと言われていますが、普段から運動不足の人などは、25歳前に筋力低下が始まる事も珍しくありません。普段から運動をしている人やスポーツ選手などは普段からハードなトレーニングで筋肉を鍛えているので30歳を越えても筋力低下が見られない事も多いようですが、それでも50歳をすぎるとどうしても筋力の衰えを実感せざるを得ない事が多いようですね。

なぜ加齢が原因で筋肉が低下してしまうのかというと、加齢とともに筋肉量が減ってしまったり、筋肉の繊維質が弱くなってしまうためなのだそうです。筋肉量が減る事で持久力が衰えてしまいますし、筋肉の繊維質が弱くなる事で瞬発力がなくなってしまいます。

20歳の頃と同じ筋力を生涯キープし続ける事は不可能に近いかもしれません。しかし、年齢に応じたり自分の体力に応じた筋トレなどのエクササイズを継続する事によって、生活習慣病などの疾病を予防する事もできます。たとえば、運動不足の人でも「歩く」事ならできますよね。毎日ウォーキングをするだけでも、まったく運動をしない運動不足の上体と比較すればかなりの有酸素運動になるので、筋力低下を防ぐこともできますし、有酸素運動によって脂肪を燃焼してくれるので肥満防止や糖尿病の予防にもつながります。

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