筋力増強するには
筋力増強するには [〜筋トレ基礎知識〜]
筋力をアップするためには、筋肉の量を増やす事が必要です。これは筋力と筋量が比例しているためです。筋肉を鍛える事によって筋力を高める事ができますが、それだけではなく、骨とつながっている筋肉を鍛える事によって骨にもある程度の刺激が与えられて、骨も強く丈夫にする事が出来るという効果があるようです。骨を丈夫にできれば、骨粗鬆症や骨折、腰痛などを予防する事にもつながりますね。それだけではありません。筋トレなどで筋量や筋力を増強することは、基礎代謝を高めて体内の脂肪を積極的に燃焼できるダイエットにもつながりますし、血行の循環も活性化されるので冷え性なども改善する事ができます。
プロのアスリートやボディビルダーなどは普段から筋力増強のためのトレーニングを行なっています。年齢が上がればあがるほど老化現象によって筋量も筋力も低下してきてしまうため、普段からトレーニングをしている人も、年齢が上がるほどメニューを効率的にこなしていかないと、以前のような筋力増強効果を得る事ができなくなってしまいます。それでもプロのアスリート達は尋常ではないレベルの筋トレを日常的にこなしているので、筋力も平均と比べればはるかに多いのですが、日常生活をしているだけの私達の場合には、20代後半になったら筋力増強というよりも健康維持のために筋トレを始めたほうが良いのだそうですよ。
筋力増強のトレーニングをする時には、負荷のかけ方やトレーニングの回数を調節することによって、瞬発力をアップしたり、持久力をアップしたりする事ができます。筋肉の中には速筋繊維遅筋繊維とがあり、負荷を大きく回数を少なくトレーニングすれば瞬発力を鍛える事ができますし、負荷を小さく回数を増やせば持久力を鍛える事ができます。一般的には、瞬発力アップには無酸素運動、持久力アップには有酸素運動がおススメと言われているようです。特定の目的や目標がある場合には、それぞれの筋肉を集中的にトレーニングするのが望ましいですが、健康維持のために筋トレをする場合には、どちらの繊維もバランスよく鍛えるようなエクササイズをしましょう。
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