スクワットマメ知識
スクワットについて [〜筋トレマメ知識〜]
誰でも簡単に始める事ができる筋トレの中でも、かなりきつく、膝などの関節に大きな負担がかかりやすいのが「スクワット」です。スクワットといってもいくつかの種類がありますが、基本的なものは両足を肩幅に開いてたった状態から、背筋を真っ直ぐにぴんとさせながら膝を曲げて腰を落とし、再び膝を伸ばして体を持ち上げる動作を行います。
スクワットは自分の体重を負荷として下半身の筋肉を鍛える事ができるウェイトトレーニングですが、立った状態で腰を落としたり上げたりする一般的なスクワットは、かなり膝に負担がかかってしまうので、膝の関節が弱い人などにはあまりおススメできません。私達が「スクワット」として知っているタイプのトレーニングは、どちらかといえば上級者向けなので、始めたばかりの人や体力に自身がない人は、別の種類のスクワットで筋肉を鍛えるようにしたほうが良いかもしれません。
スクワットをした時に腰を完全に落としてしゃがみこむタイプのものは、フル・スクワットと呼ばれています。そこまで腰を落とさなくても、太ももが床と平行になったところまでしか腰を落とさないタイプのものはハーフ・スクワットと呼ばれていて、太ももと床の角度が45度ぐらいまでしか腰を落とさないものはクオーター・スクワットと呼ばれていて、初心者におススメのタイプですね。その他にも、片足で行うシングル・レッグ・スクワット、腕を使って飛び跳ねたりして反動をつけて行なうジャンピング・スクワットなどもあります。
自分の体重だけを負荷として筋肉を鍛えるトレーニングにはいろいろな種類があります。スクワットは下半身の筋肉を鍛える事ができるトレーニングですが、欧米ではもともとスクワットが主流だったのに対して、日本では以前はスクワットよりも「うさぎ跳び」が主流だったようです。ただ、うさぎ跳びは関節や腰などに与えるダメージがあまりに大きいため、最近ではうさぎ跳びを行なうトレーニングはほとんど見られなくなり、かわりにスクワットが主流になってきたようですね。
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