スロートレーニングとは
スロートレーニングとは [〜筋トレマメ知識〜]
「スロートレーニング」という運動の方法はご存知ですか?筋トレをする時には、反動をつけながら筋肉をストレッチさせる方法よりも、勢いをつけずにゆっくりと少しずつ筋肉を伸ばしていくレジスタンス運動を行なうほうが、筋力をアップしたり筋肉のサイズアップにもつながるといわれています。反動をつけてトレーニングする場合と比較して筋肉や関節などにかかる負荷も小さいので、怪我をしにくいというのも特長です。
スロートレーニングは、マッチョなボディを作るためには不可欠なトレーニング方法で、筋肉に大きな負荷をかけながら、一つの動きに時間をかけて行ないます。反動をつけてトレーニングする場合だと、筋肉にかかる負荷もその瞬間ごとに異なりますが、反動をつけずにゆっくりと動作をする場合には、動作中全ての瞬間において筋肉への負荷がかかるので、確実で効果的なトレーニングをする事ができます。筋肉はずっと力が入った状態になるため、その間は血液の流れもストップします。血液の流れがストップすれば筋肉内の酸素レベルも下がりますよね。そして、一連の動作を終えた時に力を抜くと、筋肉の緊張がほぐれて血液がドッと流れ込み、同時に酸素もたっぷりと入ってくるので、筋肉を大きく成長させる乳酸などが増えて、トレーニング前よりも強くたくましい質の筋肉を作る事ができるようです。
スロートレーニングにもいろいろな種類があり、それぞれに効果や鍛える事ができる筋肉の場所などは異なりますが、一般的なスロートレーニングといえば、空気椅子と呼ばれるトレーニング方法です。空気椅子とはネーミングどおり、目に見えない椅子の上に座るようなイメージで、その姿勢をとるトレーニング。頭の中でイメージするのは簡単ですが、実際にポーズを取ってみると、膝の角度、腰の角度が90度になっていなかったり、上半身が前かがみになっていたりして、なかなか上手にできない事が多いようです。スロートレーニングを行なうと全身の筋肉を鍛える事ができるので、全身をマッチョにしたい人にはおススメのトレーニング方法と言えるでしょう。
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