アシュタンヨガ

アシュタンヨガについて [〜ヨガ種類大百科〜]

「アシュタンガヨガ」と呼ばれている事もあるアシュタンヨガは、ヨガの中でも最も歴史が古く「ヨガの根本経典」と呼ばれているヨガメソッドの一つです。2500年前にヨガを作り出したインドのヒンドゥー教僧侶でもあるパタンジャリが生み出したと言われているアシュタンヨガは、サンスクリット語で数字の「8」を示す8つの基本を理解する事が必要です。

アシュタンヨガの8つの基本とは、
・ヤマ(他人や物にたいしての欲におぼれない行動)
・ニヤマ(自分自身を清く保つ行動)
・アサナ(ポーズを常に練習すること)
・プラナヤマ(呼吸の乱れを改善する事)
・プラティヤハラ(周囲の雑念に取り乱されない強い精神力)
・ダラナ(集中力をつけること)
・ディヤナ(落ち着いて平和な精神状態をキープする)
・サマディ(悟りの境地を目指す)
の8つ。これだけでも十分にヒンドゥー教の教えが伝授されているような感じもしますが、この8つのアシュタンを念頭に入れながらヨガを行なうのがアシュタンヨガの基本となります。

アシュタンヨガを行う時には、何よりも大切なのは「呼吸」。鼻から大きく息を吸い込み、そして鼻から息を吐き出します。アシュタンヨガでは呼吸に口は使わないので、口はずっと閉じたままにしておきます。腹式呼吸などはダイエット効果もあったりするのですが、アシュタンヨガの場合には複式ではなく胸式呼吸を行います。この呼吸法は「ウジャイの呼吸法」とも呼ばれていて、精神統一をする際には大きな効果がある呼吸法なのだそうです。

また、アシュタンヨガでポーズをとる際には、常に背筋をピンと伸ばして下腹に力を入れ、体のエネルギーを一転に集中するように意識しながらヨガポーズを取ると良いようです。下腹とお尻をピッタリと糊付けするような感じで引き締めてみてください。結構その姿勢を維持するだけでもキツイのですが、このムラバンダと呼ばれる姿勢を保つ事がアシュタンヨガには欠かせない大切なポイントです。

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