マラソンと食事
マラソンと食事について
マラソンは、クオーターマラソンでも、ハーフマラソンでも、そしてフルマラソンでも、かなりの距離を継続して走るので、完走するためには、体力やエネルギーが必要になります。しかし、走る前にお腹いっぱいに食事をしてしまうと、体が重くなってはしれなくなってしまいますよね。マラソン前には、どのような点に気を付けて、どんなものを食べればよいのでしょうか?
マラソン中にスタミナ切れにならないためには、走る前にきちんと食事をすることが必要です。実際にマラソンで完走できない人の多くは、スタミナ切れが原因と言われていて、走る前に適切な食事をしていれば、完走できただろうという人も少なくありません。体を少しでも軽くして走りやすくしたいと考える人も少なくありませんが、マラソン前にはきちんと食事をとるようにしたほうが良いでしょう。食事を抜いたり、ドリンクだけで済ませるというのは避けましょう。
マラソン前には、できるだけ消化が良いものを食べ、エネルギーとなる炭水化物系を多めに食べるのが良いと言われています。肉などの脂質系の食材は、消化するのにとても時間がかかります。そのため、走る直前だけではなく、走る前日から控えたほうが良いでしょう。一方、白米や麺類、パンなどの炭水化物系は、走り始めるとエネルギーとして燃焼されます。ダイエットのためにマラソンをするという人でも、走る前には少し多めに取っておいても優先的にエネルギー源として燃焼されるので、肥満の心配はありません。
マラソン選手たちが、走る前に何を食べているか、気になりますよね。特別な栄養ドリンクなどを飲んでいるイメージが強いのですが、実際には、おにぎりやパスタなどでお腹を満たし、エネルギー補給をしている人が多いようです。縁起担ぎのために、かつ丼やウィンナーなどを食べる人もたくさんいますが、消化が悪いので、走っている時にお腹が重たくなってしまうリスクがあることは、理解しておいた方が良いでしょう。
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