徳島マラソン
徳島マラソンについて
毎年4月下旬、ゴールデンウィークの直前に開催されている徳島マラソン。四国の中で開催されるフルマラソンでは最大規模を誇るこのマラソン大会は、毎年12月から受付が始まるのが特徴です。全国ランニング大会百選にも選ばれている徳島マラソンですが、もともとは2008年に誕生した歴史的には比較的新しいマラソン大会でもあります。
徳島マラソンの大きな特徴は、徳島県知事がマニフェストの一環として実現したマラソン大会という点。市民ランナーも自由に参加できる市民マラソン大会ですが、県内はもちろん、県外からの参加者も多いため、マラソン大会を開催することによって徳島県の経済効果はかなり期待できるようです。もともとは、参加人数が3000人ぐらいを見込んでいたようですが、多くの人が参加を希望するため、現在では7000人まで参加できるように調整されています。これからも少しずつ参加できる人数を多くする予定になっているため、もしかしたら将来は、3万人という題人数が参加するような大規模な大会へと成長するかもしれませんね。
徳島マラソンでは、参加できるかどうかを決める方法が、ほかのマラソン大会と比べてとてもユニークです。他の市民参加型マラソン大会では、少しでも多くの市民が参加しやすいよう、先着順で参加を受け付けている大会が多いもの。一方、大規模な東京マラソンなどでは、国内外から一流選手も多数招待するだけでなく、応募者が多すぎることから、参加できるかどうかは最初から抽選によって決められています。この徳島マラソンでは、定員7000人に対し、最初の5000人は先着順で参加を受け付け、残りの2000人に対しては抽選枠で参加を受け付けるという方法が採用されています。
他のマラソン大会とは少し異なる特徴も併せ持っている徳島マラソン。この産かの受け付け方法や選考方法については、今後も少しずつ改善や調整が進められていくようです。徳島県の経済効果を担う大きな働きをしているマラソン大会には、毎年多くの参加者が訪れるだけでなく、応援に駆けつけたり、ボランティアに参加する人なども多く、ゴールデンウィークにはそうした人たちの観光もあって、徳島県はかなりにぎやかになるようです。
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