マラソンの呼吸法
マラソンの呼吸法について
子供のころからマラソンが得意という人もいれば、走ることも嫌いで、長距離を走るマラソンなんて考えただけでも苦手だという人も少なくありません。マラソンが嫌いという人たちの多くは、疲れるからではなく、呼吸が上手にできずに息が苦しくなってしまうから、という人も多いもの。ジョギングやランニングではなく、一定の距離を安定したペースで走る続けるマラソンの場合には、走るスピードよりも、まずは呼吸法をマスターすることがおすすめです。
マラソンの呼吸法をマスターすると、呼吸が苦しくなくなるので、走り続けやすくなります。呼吸が楽になることによって走りやすくなるので、早く走ることもできるようになるというわけですね。マラソンが楽になる呼吸法は、具体的にどんな呼吸法なのでしょうか?
最も広く知られている呼吸法は、「スーッ、スーッ、ハァ、ハァ」と2回吸い込んで2回吐くという呼吸法。小学校の時に体育の時間で、先生からこのような呼吸法を教わった人も少なくないはずです。この呼吸法で楽に走れる人は、これで問題ありません。しかし、この呼吸法では息が苦しくなって、息を吸い込むことばかりに集中してしまい、過呼吸の状態になってしまう人もいます。呼吸法が自分に合っていなければ、楽に走ることもできませんし、ましてや速く走ることもできません。そのため、2回吸って2回吐くという呼吸法を基本形にしながら、自分の走るペースやリズムに合わせて呼吸法も少しずつアレンジするようにしましょう。
走りながら、まだ余裕があるという場合には、基本的な2回吸って2回吐く呼吸法でもOKです。しかし、長時間走っていたりペースが速くなったりして、呼吸が苦しくなってきたら、呼吸法を少しアレンジして、吸う事よりも吐くことに集中するようにしましょう。4泊のリズムで呼吸している人なら、2回吸って2回吐くのではなく、1回吸って3回吐くというようなリズムに変えてみてください。「すー、はー、はー、はー」という感じです。少し楽になるはずです。
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