奈良マラソン
奈良マラソンについて
2010年から開催されている奈良マラソンは、日本の歴史の発祥の地でもある都市で行われるということもあり、世界各国から数多くのランナーが参加するマラソン大会として人気があります。もともとは平成遷都1300年を記念して誕生した奈良マラソン、市民参加型のマラソン大会として開催されていますが、もともとは奈良春日大仏マラソン大会をリニューアルかつアップグレードしたマラソン大会という位置づけとなっています。そのため、奈良マラソンというネーミングでは2010年からの開催でそれほど歴史は古くありませんが、母体となっている奈良春日大仏マラソン大会も含めると、30年以上の歴史を持つ由緒正しきマラソン大会と考えることもできそうですね。
奈良マラソンには、毎年1万6000人が参加することができます。それぞれに参加人数の制限がついていますが、先着順で申し込みを受け付けているので、早くに申し込めばかなり高い確率で参加できるのが魅力です。フルマラソン、10キロマラソン、3キロマラソンの3カテゴリーがラインナップされているので、走りやすいコースを選べるのも嬉しいですね。
奈良マラソンは他のマラソン大会同様に、制限時間が設けられています。その中でも市民ランナーにとっては割と高めのハードルとなるフルマラソンを6時間以内に完走できるという条件は、他のマラソン大会と比べても少しハードルは高め。そのため、参加する選手たちの多くは、スピーディに走り抜ける一流選手となっています。大会に申し込む際に、このタイムをクリアしていることが参加資格となっていますが、10キロマラソンや3キロマラソンにおいては、こうした時間制限は設けられていないので、誰でも自由に参加することができます。
大規模なマラソン大会の中では、3キロという短距離コースが設けられているのはかなり珍しい奈良マラソン。3キロコースは小学生から参加できますし、10キロコースは高校生以上なら参加することができます。マラソンが得意な子供にとっては、こうした大きな舞台で挑戦する機会があることは素晴らしいチャンスと言えるのではないでしょうか。
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