ストレッチの効果

ストレッチの効果について [〜ストレッチの基礎知識〜]

ヨガやピラティスなどでも人気のストレッチ系エクササイズ。ストレッチ系エクササイズは運動が嫌いな人でも楽しみながら効果的に体を鍛える事ができるだけでなく、たくさんの効果があります。

・関節を柔らかくする
股間節や肩の関節などは、動かさないとどんどん硬くなってしまいます。子供の頃には楽にできたストレッチでも、大人になると体が硬くなって以前ほどのようにできなくなってしまうのは、関節の柔軟性が失われてしまうから。関節の柔軟性は、継続してその関節を使ってあげていれば柔軟さをキープする事もできますが、年齢や運動不足などいろいろな要因によって低下してしまいます。関節が柔軟でなくなると、本来なら可動範囲として動かす事ができる範囲にも関節が動かしにくくなり、無理に動かそうとすると筋肉が固まっているので筋肉が千切れそうな痛みを感じたり、筋肉や腱などが炎症を起こしたりする事もあります。しかし、ストレッチをすることで関節の可動範囲を柔軟に広げる事ができるので、しなやかなボディを作る事ができます。

・怪我を防止
筋肉は普段あまり使わないと、どんどん硬く固まってしまいます。運動不足の状態ですね。この状態で突然運動をして筋肉を使うと、柔軟性のない筋肉が体の動きについていく事ができずに、肉離れを起したり捻挫をしたり、腱が炎症をおこしたりして怪我をしやすくなってしまいます。それだけではありません。筋肉が硬くなってしまうと血管が圧迫されて体がむくみやすくなったり、老廃物が血液中に蓄積されやすくなってしまうという悪循環にもつながります。普段からストレッチをしていれば、筋肉が柔軟に伸縮する事ができるので、筋肉疲労を起こすこともすくないですし、血液中の老廃物などもスピーディに排除する事ができるので、全身の血流も活性化されるという効果があります。

デスクワークやパソコンワークなどをしている人に多い肩凝りや背中の凝りも、筋肉が凝り固まってしまう事で起きる症状。普段からストレッチをしている人は筋肉が柔軟なのでそういった症状も起きにくいですし、腰痛にもなりにくいようですよ。

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