梨状筋症候群ストレッチについて

梨状筋症候群ストレッチについて [〜筋肉とストレッチ解説〜]

梨状筋症候群とは、背骨の一番下にある尾てい骨部分と太ももの付け根部分をつないでいる梨状筋という筋肉が原因で痛みを伴ってしまう疾患の事です。梨状筋症候群の原因はいろいろありますが、運動不足などによってほとんど使われなくなってしまった梨状筋が突然激しく遣われたりする事による疲労が原因となる事が多いようです。腰でん部に痺れるような感覚異常の症状が一般的で、座った時に痛みを感じたり、腰が曲がった状態で長時間を過ごすと痛みが強くなる事が多いようです。「梨状筋症候群」という疾患名はあまり知られていませんが、実際には椎間板ヘルニアにかかっている人数よりも多い人が梨状筋症候群をわずらっているといわれています。

梨状筋症候群は症状が軽いうちなら自宅でストレッチをする事で症状を軽減する事が可能です。その方法をご紹介しましょう。

まず、仰向けに寝て、痛いと感じる方の足の膝を曲げて、もう一方の足へクロスさせます。そして、ゆっくりと曲げているほうの膝を内側に倒して、梨状筋をストレッチさせましょう。この時、呼吸法も同時に行うと更に効果的です。梨状筋をストレッチさせているときには息を吐きながら行なうのが理想的ですね。

そして、その後、筋肉をリラックスさせながら曲げているほうの足を元の状態に戻しましょう。ストレッチした筋肉を元の状態に戻してあげる際にも、息を吐きながら行なうとストレッチの効果もアップするはずです。少しストレッチするだけでも効果はあるので、あまり無理をせずに、痛みを感じない程度に、適度に行うようにしてくださいね。

このストレッチは、すでに梨状筋症候群にかかっている人が行なっても有効ですが、全く症状がない健康な人が行なっても梨状筋症候群の予防をする事ができるのでおススメです。筋肉をストレッチさせる事で精神的にもリラックスすることができるので、寝る前に行なえば快眠にもつながるメリットがあります。また、お風呂上りには筋肉が柔らかくなっているので、お風呂上りに行なえばストレッチの効果も更にアップしそうですね。

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