腰痛とストレッチについて

腰痛とストレッチについて [〜身体とストレッチ解説〜]

若い頃は腰痛なんて起きなかった人でも、運動不足だったり年齢のために腰痛が起きる事も少なくありません。腰痛の原因は、腰の部分の背骨を支えている筋肉が弱ってしまうために骨を支えきれなくなり、骨に負担がかかってしまうため。年齢とともに筋肉量はどうしても減りますし筋力も衰えるので腰痛がおきやすくなってしまう事も多いのですが、若い人でも運動不足だったり、パソコンの前に長時間座っていたりすると腰の筋肉が硬くなって衰えてしまうので、腰痛を起こしやすくなります。

腰痛を防ぐためには、なんといっても背中や腰の筋肉を衰えさせないためのストレッチが有効です。普段ずっとイスに座って仕事をしていて、たまに背中を伸ばしたりストレッチしたりすると気持ちが良いですよね。そう、ストレッチは動かさないとカチカチに硬くなってしまう筋肉をほぐしてくれる役割があるだけでなく、血行も良くしてくれますし、新陳代謝も高めてくれるので体にとっても心にとっても気分がよいものなのです。

普段からストレッチを積極的に行っている人は、腰痛も起こしにくい事が多いようです。しかし、すでに腰痛で悩んでいる人でも簡単なストレッチを定期的に行う事で、腰痛を軽減する事もできます。

最も簡単な方法が、ラジオ体操などでも行う前屈。たったままで前屈とエビゾリを繰り返すだけでも腰の筋肉をほぐす事が出来ますし、イスに座ったままでも、頭を両足首の間に入れるような感じで前屈しても効果的です。

運動不足だったり、体が硬い人などは、前屈するだけでもかなり苦しかったりする事も多いと思います。そんな時には無理をせずに自分のペースで少しずつ継続して行うようにしましょう。一度に無理をすると筋肉痛になりますし、筋肉にダメージを与える事にもなるので危険です。筋肉はほぐせばほぐすほどどんどんやわらかくなって柔軟性も出てきます。最初は少ししか体が曲がらなかった人でも継続して行なううちに前屈もどんどん上手にできるようになるはずですよ。

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