股関節外転筋ストレッチについて

股関節外転筋ストレッチについて [〜筋肉とストレッチ解説〜]

股関節とは、脚の付け根の股部分の関節です。股関節をよく観察すると分かりますが、股関節はグルグルと回転するような感じで動かす事が出来て、その範囲はとっても広範囲。しかし、普段の生活で股関節をフル活用している人はとても少ないので、意識してストレッチしてあげないと股関節外転筋がコチコチに硬くなってしまって股関節の柔軟性が失われてしまいます。筋肉は一度硬くなってしまうと柔軟性を取り戻すのが大変ですから、定期的にストレッチをして柔軟性をキープしてあげる事が理想です。

股関節のストレッチをする方法にもいろいろありますが、ここでは誰でも簡単にできる外転筋を鍛える方法をご紹介しましょう。足を肩幅よりも少し広めに開き、体の重心を左右どちらかに傾けます。足を開いた幅が肩幅程度では、筋肉をストレッチしている感じがほとんど実感できませんが、肩幅よりもずっと広めに足を開いてからストレッチすると、足の内側の部分の筋肉がストレッチされているのを実感できると思います。筋肉をストレッチした状態で深呼吸をしながら30秒間ほど静止し、その後ゆっくりともとの位置に体を戻しましょう。右と左、バランスよく行なうのがポイントです。

股関節外転筋を鍛える事によって鍛えられるのは、太ももの内側の筋肉。筋肉を鍛えると言うとマッチョなボディになってしまうのでは、と不安になる女性も多いのですが、ストレッチできた得る事ができるのは体の中心に近い部分にあるインナーマッスルなので、筋肉マッチョなボディになるわけではありません。基礎代謝や骨の動きに大きく関わっているインナーマッスルを鍛える事で、脂肪燃焼を促進してダイエット効果も期待できますし、キュッと引き締まった太ももをゲットする事ができるようになります。

股関節外転筋のストレッチは、普段の生活の中ではあまり使わない筋肉なので、柔軟性を高めるためにはできるだけ毎日意識して行なうのがおススメです。股関節の柔軟性がアップすると下半身への血流も活性化されるのでむくみにくい体質を作る事が出来ますし、下半身が冷えやすい症状も改善されていくようです。

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