クランチ

クランチについて [〜腹部のウエイトトレーニング〜]

腹筋運動の一種でもあるクランチは、脂肪がつきやすいお腹部分の筋肉、つまり腹筋を鍛える事によって脂肪燃焼を促す事ができるという筋トレメニューです。腹筋運動にも、足を曲げたり、足を上げたり、真っ直ぐに伸ばしたりと、いろいろなスタイルがありますが、クランチもそういったタイプのひとつと考えると良いでしょう。腹筋運動自体はどの方法でも同じで、寝そべった状態で状態を起こしたり倒したりする事で、お腹の筋肉を鍛えるというトレーニングです。

クランチの具体的な方法をご紹介しましょう。まず、仰向けに寝そべり、その状態で膝を曲げて足を浮かせます。できれば膝の角度は90度、足の付け根の角度も90度になるのが理想ですが、この状態をキープするだけでも腹筋にとってはけっこうな負荷がかかるので、腹筋が弱いひとやクランチを始めたばかりの場合には、椅子の上に足を乗せるような感じで補助をつけるのもOKです。

体勢を整えたら、両手は頭の後ろに組んでいよいよクランチを始めましょう。小学校などで習った腹筋運動の場合には、上体をグイッと起こして、また元の位置へ戻すというように、上体が動く範囲がかなり広いスタイルの腹筋運動をしていたと思うのですが、クランチの場合には、上体をそれほど激しく動かすわけではありません。両手を頭の後ろで組んだ状態で、腹筋に力が入っているのを意識しながら、オヘソを覗き込むように状態を丸めてみてください。状態をドッコイショと持ち上げるのではなく、頭だけを持ち上げて状態は丸めるのがクランチですね。お腹に力を入れて上体を丸め、これ以上丸くならないというレベルまで丸める事ができたら、元の状態に戻りましょう。

クランチは、上体を持ち上げるタイプの腹筋運動ではないので、腹筋にかかる負荷もそれほど大きくはありません。そのため、ダイエットやお腹部分の脂肪燃焼、マッチョで割れた腹筋を作りたい人などは、回数を増やす事で腹筋にかける負荷を大きくすると良いでしょう。

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