ハンマーカール
ハンマーカールについて [〜上腕のウエイトトレーニング〜]
上腕二頭筋を中心とした上腕部分の筋肉を鍛えることができるウェイトトレーニング種目でもあるハンマーカール。ハンマーカールはダンベルを持って行なうウェイトトレーニングで、スタンディングカールととてもよく似ているのが特徴です。どちらの筋トレも、直立した状態で行ないますし、肘から先の腕のみを動かす事によって上腕部分の筋肉を鍛える事ができるトレーニング。しかし、スタンディングカールの場合には、掌が上を向くようにダンベルをグリップするのに対して、ハンマーカールの場合には、アンダーグリップでダンベルをグリップしたら、「前へ習え」をするような感じで腕のサイド部分を上に向けてトレーニングを行なうという特徴があります。
ハンマーカールでは、力瘤をつける上腕二頭筋の筋肉にも負荷を掛けて鍛える事ができますが、肘から下にかけての腕橈骨筋により大きな負荷をかける事ができます。腕を鍛える筋トレというと、とかく肘上の上腕部分ばかりが話題になりますが、実は上腕部分だけ鍛えていても腕のバランスが取れません。上腕筋と同じぐらい太く鍛える事ができるハンマーカールもバランスよく取り入れる事で、腕全体をマッチョに鍛えるのが理想的ですね。
ハンマーカールを行なう時には、基本的には直立した姿勢で行います。腰が折れていると腰に負担がかかって腰痛の原因にもなってしまうので、腰痛が心配な人や、正しいフォームでできているのか不安な場合には、ベンチに座った状態で上半身を前傾姿勢にして肘を固定し、それでハンマーカールを行なうのも直立してトレーニングした場合と同じぐらいの効果が期待できます。
ウェイトトレーニングでは、トレーニングを継続する度にどんどんウェイトも重いものに成長していきます。ウエイトが重くなればなるほど、腰や肘への負担を軽減するために、かならず正しいフォームでトレーニングしている事を意識しながら行なうようにしてくださいね。ウェイトが軽いうちにインストラクターなどにフォームを指導してもらう事もおススメです。
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