炭水化物ダイエットについて

炭水化物ダイエットとは

炭水化物ダイエットとは、食事の中から炭水化物を徹底的に排除してダイエット効果を得る事が出来るダイエット。私達の食生活の中には、白米や麺類、パンやモチなど炭水化物がたっぷり含まれています。この炭水化物は体内に入ると血糖値がグンとあがり、肥満ホルモンと呼ばれるインシュリンが分泌されて体内に脂肪として蓄積される事になります。インシュリンは食品を分解してエネルギーや脂肪細胞などに変換する働きをしていますが、筋肉や血液などに必要な栄養分を与えた後には、残った分を脂肪として体内に蓄積するという性質があります。そして、そのインシュリンの働きを活発にしてしまうのが、糖と炭水化物なのです。つまり、糖や炭水化物を食事の中からできるだけ排除する事が出来れば、インシュリンの働きによって脂肪が蓄積される確率も低くなるので、肥満になりにくい体質を作る事ができるというわけですね。

炭水化物ダイエットで注意しなければいけないのは、炭水化物を一時的に控えて減量しても、食生活を元の状態に戻すとすぐにリバウンドしてしまうという点です。例えば、普段は2000カロリーを摂取していた人が炭水化物をあきらめて1日あたり1100カロリーまで押さえる事ができるとしましょう。摂取カロリーが少なければ自然に減量する事が出来ますが、食生活を元に戻して2000カロリーを再び摂取するようになると、再び脂肪が体内に蓄積されてしまうので太ってしまいます。炭水化物ダイエットを始めるなら、短期間ではなく、食生活を長期的に見直すつもりで始める事が、このダイエットを成功させるコツなのです。

炭水化物ダイエットで注意したいのは、糖分と炭水化物がたっぷり含まれている主食と間食は徹底的に見直すこと。例えば白米を大きな茶碗で1杯食べていた人なら、少し小さめの茶碗に雑穀米を盛り付けて食べるようにするだけでも、炭水化物の摂取量が激減するので、ダイエット効果を期待する事ができます。また、揚げものも控えたほうが良いですね。

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