妊婦さんの腹筋トレーニング
妊婦さんのための腹筋トレーニング
妊娠すると、お腹が大きく前に出てくるため、腹筋を鍛える機会が少なくなってしまいます。普段通りの生活をしていて問題があるわけではありませんが、妊娠している時に腹筋を鍛えることにはたくさんのメリットがあることはご存知ですか？
まず、腹筋を鍛えることによって便秘解消効果が期待できます。妊婦さんになる前に腹筋力が弱かった場合には、妊娠してお腹が大きくなってから便秘になりやすいと言われているほど。腹筋が鍛えられている人なら、お腹が大きくなって力みにくくなっても腹筋を使って力むことができるのです。
また、腹筋が鍛えられていると出産時にも少しメリットがあります。安産や難産などはその時になってみなければわかりませんが、自然分娩をする場合には、腹筋が鍛えられていると赤ちゃんを押し出す力が強くなるので、安産になりやすいと言われています。
妊娠する前から腹筋を鍛えることは健康効果や美容効果などたくさんの効果が期待できますが、妊娠してからでも腹筋を鍛えることはできるので、それまで腹筋運動が好きではなかった人でも妊娠を機に腹筋トレーニングを始めてみてはいかがでしょうか？
妊婦さんはお腹が大きくなっているので、通常の腹筋運動は避けたほうが良いでしょう。妊娠初期の場合にはつわりがあったりして精神的に腹筋運動なんてする気分ではないかもしれませんし、切迫流産気味の人なら腹筋に力を入れるのは厳禁。腹筋トレーニングをするのは、妊娠中期の安全な時期に入ってからがおすすめです。
具体的に何をするのかというと、意外と簡単。例えばウォーキングをするだけでも腹筋を鍛えることができますし、赤ちゃんのように四つん這いではいはいをするだけでも腹筋が鍛えられます。また、仰向けに横になった状態で足は自然に真っすぐ伸ばし、両手は頭の後ろで組み、クランチのように頭を少し持ち上げるような運動をするだけでも、腹筋には効果的です。ぜひお試しくださいね。
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