エクササイズとは

エクササイズについて

エクササイズとは「運動」のこと。エクササイズというカタカナがあまり使われていなかった時代には、同じ運動をする場合でも「運動」ではなく「エクササイズ」と呼ぶことで、なんとなく楽しいことをしているようなイメージがあったそうですが、現在では老若男女誰でも広くエクササイズという言葉を使っているので、この意味をまったく知らないという人は少ないですよね。エクササイズというのは、筋肉強化のために行う筋トレ、ダイエットのために行うウォーキングやジョギング、スイミングなどの有酸素運動、また、スポーツ選手が大会に向けて行うプロ仕様のトレーニングなどもすべて含め、肉体を鍛える運動のことをすべて「エクササイズ」と呼んでいます。

体を動かすことならなんでもエクササイズになるため、自分にとってどんなタイプのエクササイズが必要なのかはっきりわからないという人も少なくありません。例えば健康診断を受けて、医師から「エクササイズをしなさい」と言われても、具体的にどんなタイプのエクササイズをどのぐらい行えばよいのか分かりませんよね。その為、最近ではエクササイズを具体的な数字で表そうという動きも出ているようです。

エクササイズを数字で表す場合に知っておきたいのが、メッツという単位。これは、何もしないでじっとしている時の運動量に対して、どのぐらいの運動量をエクササイズで手に入れるか、という指標となります。例えば、普通にウロウロ歩く場合には、20分間歩き続ければ3メッツ、自転車に15分間乗れば4メッツ、階段昇降を10分間行うと6メッツ、段ボールを運ぶなど重い荷物を持ち上げて運搬するような作業をした場合には、わずか8分程度の作業で8メッツとなります。

どんな動きを何分間するかによって決められているメッツ数を参考にしながら、それを何時間行うかによって、エクササイズが数値化されます。例えば20分で3メッツという「歩行」を20分間した場合には、エクササイズの量は1エクササイズということになりますね。健康的な日常生活を贈る場合には、一日当たり、できれば4エクササイズぐらいの運動量があるのが理想的と言われています。

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