インストラクターになる!

アクアビクスのインストラクターになるには

スイミングプールでアクアビクスのレッスンを教えるためには、アクアビクス・インストラクター（AQBI）と言う資格が必要になります。アクアビクスは競泳など「泳ぐ」タイプのエクササイズではないため、アクアビクスのインストラクターでも、競泳などの経験がなければ行けないというわけではありません。極端な話、全く泳げない人でも水中レジスタンスのトレーニング指導ができたりアクアダンスを指導する知識などがあれば、アクアビクスインストラクターになる事は可能です。

アクアビクスインストラクターの資格を取得するためには、学科試験と実技試験の両方を受験して、両方に合格しなければいけません。学科試験では、アクアビクスなど水中で行なうアクアエクササイズに関する知識が問われたり、フィットネス理論全般に関する知識を問われる問題が出題されます。全ての問題は選択式になっているので、初めて試験を受ける人でもそれほど緊張せずに受ける事が出来るようです。

実技試験では、実際にスイミングプールの中で水中抵抗を指導したり、アクアダンスの指導を行います。一人当たりの持ち時間は決められていて、その中でロッキングやきっキング、ジャンピングなどアクアビクスの基本的な動きを取り入れながら自分で考えたプログラムを指導し、そのプログラム内容や指導能力に対して祭典が行われます。水中抵抗に関する指導では、あらかじめアクアビクスによって強化できる筋肉7部位のうち1部位が決められ、その部位に関していくつかの要素を取り入れながら水中抵抗の指導をしなければいけません。

アクアビクスインストラクターの受験は、東京や大阪、名古屋、札幌などの都市部で行なわれるため、地方に住んでいる人は受験のために最寄の都市まで足を運ばなければいけません。受験費用もかかりますし、遠方からの受験者は試験費用以外にも交通費や宿泊費がかかります。

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