FINA競泳ワールドカップとは

FINA競泳ワールドカップについて [〜知って得する水泳豆知識〜]

FINA競泳ワールドカップとは、水泳大会のなかでも勝者にはメダル以外に賞金も与えられるのが特長の水泳大会です。FINA競泳ワールドカップは国際水泳連盟によって主催されている国際的な水泳大会で、各国から選び抜かれた一流の水泳選手達がそれぞれの泳力を競います。オリンピックとFINA競泳ワールドカップで多き異なる点は、オリンピックなら参加しているたくさんの国の選手たちが出場しているのに対し、FINA競泳ワールドカップでは、FINA競泳ワールドカップの加盟国の選手しか出場する事が出来ません。そのため、国によってはオリンピックには出場できても、FINA競泳ワールドカップには出場できないという選手も少なくないようです。

FINA競泳ワールドカップに使用されるのは、全て短水路とよばれる25メートルプール。国際的な水泳競技には50メートルプールを使用することもありますが、FINA競泳ワールドカップではどんな長距離の種目においても25メートルプールで行う事になります。

FINA競泳ワールドカップは、予選と決勝に分類されているだけでなく、出場選手が多い場合には2日以上の日程で行われます。基本的には午前中に予選を行い、同じ日の夕方に決勝をおこなうというスタイルが多いようですね。どの国でFINA競泳ワールドカップが行なわれる場合にも、このルールが遵守されますが、唯一ブラジルが開催国となる場合には、決勝は夕方ではなく午前中に行なわれるというスタイルが取られるようです。なぜブラジルの場合にだけ決勝の時間帯が異なるのかは分かりませんが、もしかしたらお国柄だったりするのかもしれませんね。

大会の日程なども、大会ごとに少しずつ変動はありますが、基本的には同じ日程・同じ組み合わせで行なわれます。大会の日程がいつも同じなので、選手や出場国にとっても計画を立てやすく、特定の時間帯や日程に合わせた練習ができるというメリットがあるようです。

賞金をゲットできるのが大きな魅力でもあるFINA競泳ワールドカップは、他の大きな世界大会も全て総なめにするような選手が金メダルを取る事が多いのも、この大会の大きな特徴なのかもしれませんね。

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