水泳パドル
水泳パドルについて [〜水泳用品ガイド〜]
クロールやバタフライなどの泳法を練習している段階ではあまり見かける事もない「水泳パドル」というアイテム。スイミングスクールによっては、泳ぎのコツを掴むサポートアイテムとしてパドルを使用するところもあるようですね。水泳パドルとは、一言で言うなら「手につけるフィン」といったところでしょうか。泳ぐ時にパドルを手につけて泳ぐ事で、掌にどのように水の抵抗を受けているのかを的確に体感する事が出来るだけでなく、手で水をかくときの方向や距離などを修得できると言う大きなメリットがあるようです。水泳用語では「キャッチの感覚」を身につけるためのアイテム、なんて呼ばれる事もあるようですね。
水泳パドルは誰にでもおススメと言うわけではありません。まず最初はクロールなどの泳法をきちんとマスターし、ある程度のタイムで泳げるようになる練習をする事を最優先にしたほうがよいようです。クロールである程度のタイムが出せるようになったら、タイムを延ばすためにキックや腕で水をかく方向や強さなど細かいパーツやフォームを修正する事になりますが、その際の練習で水泳パドルを使うのがお勧めと言われています。どのぐらいの泳力の時に使えばよいのかという目安は、大体50メートルの距離をクロールで30秒ぐらいのタイムが取れるようになった時に水泳パドルを使うのが良いみたいですね。
水泳パドルにもいろいいろな形や大きさがあります。プラスチックで作られているパドルもあれば、天然ゴム製のものもあるようですが、インストラクターの指示に合わせて使うようにしましょう。自主トレーニングで水泳パドルを使用する場合には、パドルを使用する事で腕の筋力をアップする目的で使うのではなく、水をかくときの感触を体で覚えるためにパドルを使うのだという目的をきちんと持って使うようにし、自分の掌に合った適切な大きさのものを選ぶようにしましょう。
水泳パドルはネットショップなら2,500円〜3,000円程度で購入する事ができます。ブランドによってカラーラインナップも違うので、希望や好みで選ぶのも良いでしょう。
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