クロール

クロールについて [〜水泳ガイド〜]

水泳の泳法の中でも最も一般的なのがクロール。クロールは他の泳法と比べるとスピードのある泳法で、泳ぐ際にカロリーを最も消費する泳法でもあります。また、泳げない人が水泳教室に足を運んで最初に練習するのも、このクロールという泳法です。クロールは他の泳法と比べると、初心者でも比較的スピーディにマスターできる泳法であると同時に、水泳の基本的な原理やテクニックを見につける事が出来る泳法でもあるので、クロールをマスターして初めて別の泳法に挑戦できるようになります。

クロールを泳ぐ時には、手足をまっすぐに伸ばした状態で、水面にからだが自然に浮いている状態が基本的なポジションとなります。水が怖い人は体がどうしても反ってしまったりするようですが、体がそると水の抵抗が大きくなってしまうので、クロールでもなかなか前に進まなかったり、疲れて25メートル以上泳げないという事にもなりかねません。

クロールで大切なのは、水のかきかた。水泳教室に通うと、まず最初に手は大きくローリングさせるように教えられますが、クロールという泳法をマスターしてタイムを競うレベルになると、その方法ではローリングが大きくなりすぎて水の抵抗が大きくなってしまうので、手で水をかく範囲やポジションなどもレベルに合わせて見直していく事が多いようです。

また、手が水中で水をかくときには、親指と人差し指をきちんとくっつけて、水をきちんと後ろに押し出すように意識する事も大切です。掌の指が開いていると、指の間から水が逃げてしまってなかなか前後方向へ「水の流れ」を作る事ができなくなってしまいます。イメージ的にはカエルが水を書くような感じで、ボートのオールをこぐようなイメージで効果的に手で水を後ろに押していけば、クロールのスピードもアップするようですね。

多くの人がそれぞれに「少しでも早く泳げるためのテクニック」を持っているクロール。競泳選手レベルになれば、それらのテクニックも全て活用しながら泳ぎますが、そこまで到達するまでにはインストラクターごとに違ったテクニックを指導されることも少なくありません。マイペースで新しいテクニックを自分のものにできるように工夫しながら練習するようにしてくださいね。

スポンサード リンク

FITNESS-JAPAN [スイミング館]について

水泳での各種泳ぎ方や有酸素運動の基礎知識をはじめとして、水着やゴーグル、耳栓など水泳用品やダイエット方法、消費カロリーについてなどなど水泳について幅広く奥深くまで解説したスイミング総合情報サイトです♪
FITNESS-JAPAN [スイミング館] TOPページへ戻る

スポンサード リンク

このページのトップへ