ターン
ターンについて [〜水泳ガイド〜]
水泳のターンにいはいろいろな種類があります。泳法によっても適用されるターンは異なりますし、それぞれのターンにも難易度があるので、最初は誰でもできる簡単なターンから練習する用にしましょう。
最も簡単なターンは、プールの端まできたら体をUターンさせて向きを変えてから、脚でプールの壁を蹴るターンです。体の向きを変えるポイントは、片手がプールの壁にタッチしたぐらいの位置で体を横向きにひねりながらターンをすると上手にできます。あまり手前でターンしようとすると、脚が壁につかないためにターンした事と見なされなかったりするので気をつけなければいけません。スピードを重視したい人なら、壁に手がつく前に体をひねりながら、スピーディに足で壁をキックできるようにすればOKです。
最近ではターンする時に壁に手をつく必要がなくなったので、クイックターンと呼ばれるスタイルのターンが一般的になっています。クイックターンとは、プールの壁際で前転するような感じでぐるりと回転して脚で壁を蹴るスタイルのターンで、オリンピック選手達が美しく決めている姿を見た事がある人も多いのではないでしょうか。頭を下げて前転するような感じで向きを変えるクイックターンは、上手にしないと鼻から水が入ってしまうというデメリットもありますが、頭を下げた時に鼻から水を出せるようになれば問題なく出来るようです。ターンをした後に15メートル以内に顔を水面に出さなければ行けないというルールはありますが、手を壁につかないだけでも水泳のタイムは劇的にアップできそうですね。小学生でもタイムを競う競泳系の水泳を行なっていれば、このクイックターンをマスターしている子供も少なくありません。
ターンの中でも難しいのが、背泳ぎのターンです。泳いでいる時に壁が前方に見えてこない背泳ぎでは、壁際5メートルのフラッグ地点から何回水をかいたら壁に到達するのかを、普段の練習の中で覚えておかなければ上手にターンができないどころか、壁に頭をぶつけてしまうリスクも伴います。
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