太極拳のウェアを良くみてみると、なんとなく自分の持っている服を使って手作りできそうな感じもしませんか? 太極拳のウェアは協議の場に参加するときには決められたウェアを着用しなければいけませんが、普段の練習の時には、体の動きを妨げないようなデザインなら、自分の持っている服を少しアレンジして太極拳ウェアを手作りする事も可能です。

例えばトップス。太極拳の練習をする時にはTシャツを着て行う人も多いものです。自分のクローゼットに入っているTシャツの中で、少し大きめで手を大きく上にの場した時にもお腹が見えずに窮屈ではないゆったりしたTシャツがあったら、まさに理想的な太極拳Tシャツ。Tシャツのサイドの裾部分をはさみで大きく切り込みをいれて手作りのスリットを作ってしまいましょう。スリットがある場合とない場合とでは、体の動きの自由度が異なります。ゆったりしているTシャツと言っても、やはりスリットがついていない場合には体の動きをTシャツが妨げてしまう事が多いものです。スリットが入る事で全身を使った動きをしても服が動きを邪魔してしまう事がなくなります。

太極拳ウェアのパンツは、ウエスト部分と裾の部分がゴムになっていればOK。それと、伸縮性のある素材である事が条件です。クローゼットの中にスウェットパンツなどがあれば、それをそのまま寒い季節に太極拳パンツとして使うのも良いでしょう。ただし、この場合には、サイドについているポケットをきちんと縫い綴じてしまっておくことが必要です。

スウェットパンツの生地ではかなり素材が厚いので、ストレッチ素材の薄手のダボダボのパンツなどをアレンジして太極拳ウェアにする事も可能です。裾がタボダボしているほうが体の動きを妨げないので良いでしょう。アレンジの方法はとっても簡単で、パンツの裾の部分にゴムを入れるだけ。裾がペラペラとしていると足の動きを妨げてしまいます。ゴムを入れて圧迫することなく足のさばきを妨げないようにしましょう。

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