有酸素運動:ウォーキング
有酸素運動:ウォーキングについて
有酸素運動の中でも多くの人が取り組みやすいと言われているのがウォーキング。ウォーキングというのは人間なら誰でもしている「歩く」という運動のことですが、有酸素運動としての運動効果を期待する場合には、日常生活の中で良く歩くだけではなく、最低でも続けて20分間以上は歩く習慣をつけるようにしましょう。スポーツジムに通ったり、早朝や夜間に屋外をウォーキングするのも良いでしょう。
しかし、仕事が忙しかったりなかなか外出する気力も体力も、そして時間もないという人の場合には、室内でトレッドミルなどのトレーニング機器を使ってウォーキングするのも良いですし、日常生活の中で上手に工夫しながら有酸素運動を生活の一部にするという方法もおすすめです。
有酸素運動としてのウォーキングをする場合には、歩くペースに気をつけることが大切です。早く歩けばより多くのエネルギーが燃焼できそうな気もしますが、速く歩きすぎると心拍数が上がりすぎてしまい、その運動は有酸素運動ではなく無酸素運動の域に入ってしまいます。心拍数は1分間当たり90から140の間になるぐらいのスピードで歩くことが有酸素運動としての運動効果を得るためには必要な条件ですが、外を歩いていたりして心拍数を正確にチェックできないような場合には、息が上がらずに、軽くおしゃべりしながら歩き続けられるようなスピードを心がけると良いでしょう。
昨今では屋外を歩くと、排気ガスで空気が汚れていて気分が悪くなったり、花粉などが蔓延していてアレルギー症状が起きてしまう人も増えています。その場合には、あえて体調が悪くなる屋外を歩かずに、室内にトレッドミルを置いて自宅の中でウォーキングをするのも悪くない方法ですよ。
屋外を歩く場合でも屋内を歩く場合でも、ウォーキングする時にはお腹の当たりに力を入れて腹筋を意識しながら歩いてみてください。筋肉を意識することによって、その部分の脂肪がよりたくさん燃焼できるので、ダイエット効果も期待できます。
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