有酸素運動と筋トレ

有酸素運動と筋トレについて

有酸素運動は、心拍数があまり高くならないように押さえながら全身に酸素をたっぷりと入れる運動です。一方、筋トレは酸素を必要としない運動で無酸素運動とも呼ばれているもの。有酸素運動とは正反対なタイプの運動のような気もしますが、実は筋トレと有酸素運動を上手に組み合わせることによって、大きな運動効果が期待できることはご存知ですか？

トレーニングメニュの中に有酸素運動と筋トレの両方が入っている場合には、まずは無酸素運動である筋トレを行い、その後に有酸素運動を行うのが効果的です。筋トレは無酸素運動なので、筋トレをすると成長ホルモンが大量に分泌されます。成長ホルモンは脂肪を分解する酵素をたくさん分泌する働きを持っているので、このタイミングで有酸素運動を行うと、体内の脂肪がより効率的に分解されやすくなります。

一方、最初に有酸素運動を行い、その後に筋トレを行う場合には、そうした効果は全く実感することができません。有酸素運動をしても成長ホルモンも脂肪分解酵素もたくさん分泌されませんし、筋トレをした後にこうした成分が分泌されても、その後に有酸素運動を行わなければ効率的に脂肪は燃焼できないのです。順番が違うだけで運動効果が大きく異なるのです。

ダイエットというと有酸素運動が有効という事は多くの人が知っていますが、有酸素運動だけではなく筋トレと組み合わせることによって、美しく痩せられるということはご存知ですか？有酸素運動をすると、確かに脂肪を燃焼することはできますが、筋肉の周辺の脂肪も燃焼してしまうため、全体的な筋量は少なくなってしまいます。

筋肉が少なくなると基礎代謝も低下してしまい、痩せにくく太りやすい体質になってしまいます。それだけではなく、筋量が低下してしまうと見た目にはあまり美しくないボディになってしまうので、見た目にも美しい体型を維持するためには有酸素運動と筋トレを同時に行ったほうが良さそうです。

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