ピラティスはもともと戦争で負傷した兵士達に施していたリハビリテーション。必要な筋肉を必要な分だけ鍛える事ができるだけでなく、正しい方法で行う事が体のバランスを健康な状態に回復させることにもつながります。そのため、ピラティスを教えるインストラクターも、一つ一つのポーズにどのような意味があってどの筋肉がどのように鍛えられるのかを熟知指定なければいけません。間違ったピラティスは体にダメージを与えてしまう事にもなるので、ピラティスのインストラクターになるためには、正しい知識と経験を盛っていることを証明できる「資格」が必要になるのです。
ピラティスのインストラクターになるための資格は、大学の受験のように筆記試験で行われると言うわけではありません。日本国内にあるピラティス認定団体が指定したインストラクター養成コースを完了し、その後に認定試験を受けて合格すれば、ピラティスのインストラクターになる事が出来ます。インストラクターの試験にもいくつかのレベルがあり、いきなり難易度の高いインストラクター試験に合格できると言うわけではなく、最初のレベルから一つずつ段階を踏んで経験も積みながらレベルアップしていく事になります。
ピラティスメソッド自体にはあまり多種多様なスタイルが確立されているわけではありませんが、ピラティス認定団体は日本国内に一つだけと言うわけではありません。そのため、それぞれの認定団体や養成コースによってシステムが微妙に違っていたり、個性が出ていたりする事も多いようです。
また、ピラティスのインストラクターを養成する施設でインストラクターの資格を取得する方法もアリます。これは、スポーツクラブや専門学校、ピラティススタジオなどに設けられている養成コースに参加しながら資格取得を目指すと言うスタイルで、周りに同じ目標を持つ仲間がいる事でより意欲的に頑張る事ができると人気があるようです。楽しみながら資格取得を目指すのもステキな方法ですね。