同じ運動をしても、それぞれ体力や筋量、脂肪量などが異なるので、運動をした時の運動効果やハードさ、心臓にかかる負担や心拍数などは異なります。例えば、1キロを5分以内に走る場合でも、普段からトレーニングしている人なら、まったく息が切れることなく完走できるかもしれませんが、慢性的な運動不足の人にとっては、1キロを5分というと全力疾走に近いレベルのダッシュになってしまい、走り終わったときには息がゼーゼー、心臓がバクバク、なんてことにもなりかねません。同じ距離を同じ速さで走ると、その人によって運動量がまったく異なるのです。

 

どんな体力レベルの人でも同じ運動量でトレーニングを行おうというのが、心拍トレーニングです。運動量を心拍数で管理調整しながらトレーニングを行うわけですね。このトレーニング法では、ターゲットとなる心拍数を決めて、心拍が130の運動を10分続ける、というように、運動量を心拍数によって決めるのが特徴です。心拍数を管理しながら行う心拍トレーニングなら、誰でも同じ運動効果を得ることができます。

 

心拍トレーニングでは、心拍を計測するための心拍計が欠かせません。エアロバイクやトレッドミルのようなエクササイズマシンなら、ハンドルやバーを握るだけで心拍が計測できる便利な機能が搭載されていますが、屋外をジョギングしたりウォーキングする場合には、そうしたハンドルやバーはありませんから、腕時計タイプの心拍計を装着しながらトレーニングを行うことになります。心拍計は5000円〜15000円ぐらいの価格帯でいろいろなものがラインナップされているので、自分が必要な機能やデザインなどに合わせて選ぶと良いでしょう。

 

心拍計を使ってトレーニングを行うと、有酸素運動や無酸素運動を確実に分類したトレーニングが可能になります。有酸素運動をしようと思っているのに頑張りすぎて無酸素運動になってしまった、なんてことは怒らなくなるわけですね。

おすすめの心拍計

画像左は1ボタンで簡単操作ができ誤操作も防止、年齢を設定すると自動的に目標心拍数を計算する目標心拍数自動設定機能付きの高機能で大人気の心拍計です。画像右は防水性 5気圧防水で主な球技の競技時間9種類をプリセット、プリセットタイム10分/12分/15分/20分/25分/30分/35分/40分/45分、計測単位1秒、オートリピート、計測回数カウント可能なカシオの定番人気心拍計です♪ 画像をクリックすると商品詳細ページにリンクします。