ダイエットのためにジョギングをしている人も多いと思います。ジョギングは有酸素運動の中でもちょうど中間ぐらいの運動強度となるトレーニングで、ランニングほどハードなわけでもないけれど、ウォーキングと比べると運動量が高いので、効率よく脂肪燃焼できるという効果が期待できます。室内でジョギングをする場合には、トレッドミルなどに心拍計機能が搭載されているので、チェックしたい時に目の前のバーを握るだけで簡単に心拍を計測することができます。しかし、屋外でのトレーニングでは、目の前に心拍を計測してくれるバーはないので、自分の身に心拍を計測できる心拍計を装着しなければいけません。
ジョギング用の心拍計は、腕時計のように手首に装着するものが一般的で使いやすいですね。腕の内側の脈を取る場所に心拍計がふれていれば、リアルタイムで心拍を計測してくれますし、最近では計測した心拍をメモリ機能に保管し、パソコンへデータ送信してくれるような優秀なタイプのものもラインナップされています。
ジョギングをする人の多くは、有酸素運動のために走っているという人も多いはず。有酸素運動は心拍数の管理がとても大切なので、ジョギングする場合にも心拍数が有酸素運動の範囲に収まるように、トレーニングに慣れるまではこまめに心拍管理を行ったほうが良いでしょう。有酸素運動効果のある運動強度は40%〜60%程度と言われています。
この時にターゲットとなる心拍数は、90〜130程度。心拍数が1分間に90と130とでは、運動のきつさがかなり異なるため、ジョギングを始めたばかりの人ならターゲット心拍数は90ぐらいにして、ジョギングに慣れてきたらターゲット心拍数を130に近づけるなど、トレーニングをしながら運動強度を調整していくと良いでしょう。ちなみに、心拍数が130を超えてしまうと、有酸素運動ではなくなって無酸素運動の域に入ってしまいます。体脂肪の燃焼効率も悪くなりますし、心臓にかかる負担も大きくなるので注意したほうが良いでしょう。
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