マタニティヨガは、運動量と言う点に関しては、それほど運動量が激しいわけではないので、妊娠前からヨガを嗜んでいた人なら、妊娠下からと言ってヨガをあきらめてしまう必要はありません。しかし、立ち上がって体を傾けたりして転倒するリスクのあるヨガのポーズなどは、お腹が大きくなってきたら控えた方が良いでしょう。どんなに体の安定感に自信がある人でも、妊娠中にはどんどん大きくなるお腹で体がどうしても不安定になってしまうものです。通常のヨガからマタニティヨガのポーズに切り替えて引き続きヨガをたのしむなら、妊娠の週数に関係なく、妊娠中ずっとヨガを楽しむ事ができます。
ただし、妊娠初期の頃には流産というリスクが高いため、ヨガが初めての人や、流産のリスクが高い切迫流産の人などは、妊娠中期に入って母体も胎児も安定するまでは、マタニティヨガも控えた方が良いかもしれません。妊娠中期に入る妊娠14週目ぐらいからは流産のリスクもグンと低くなるので、それまではできるだけ体を無理しないように安静を心がけていた人でも、一念発起してマタニティヨガに取り組んでみてはいかがでしょうか・
マタニティヨガは、お腹が大きくなっても続ける事ができます。マタニティヨガには出産の時に役立つ呼吸法やポジションなどを修得できるポーズなどもたくさんあります。臨月に入ったからと言ってマタニティヨガをやめる必要は全くないので、出産ギリギリまで続ける事をおすすめします。マタニティヨガによって基礎代謝をアップしたり、筋肉の筋力アップをする事も期待できるので、出産時にもつらさを軽減する事ができるかもしれませんよ。
マタニティヨガは、出産を終えた後には、ママとベビーが一緒に楽しめるヨガに切り替えれば、続ける事もできます。ヨガ自体、それほど動き回って息が上がるようなタイプのエクササイズではありませんから、育児で疲れたときなどに、ストレス解消のつもりでサッとポージングするのも良いかもしれませんね。
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