ベリーダンスのハーレムパンツについて

ハーレムパンツについて [〜ベリーダンスの衣装解説〜]

ハーレムパンツってご存知ですか? ハーレムパンツの「ハーレム」とは、もともとはイスラム教を信仰している中東諸国では「婦人の部屋」という意味を持つ言葉。アラビアンナイトなどの物語の中に登場する女性達を見てみると、脚の部分はフンワリとダブダブ指定て、裾の部分が絞られているタイプのパンツをはいている事も多いですよね?あれがハーレムパンツと呼ばれるパンツです。

私達からすると、ハーレムパンツも立派なファッションスタイルのように見えますが、もともとハーレムパンツはアラビア諸国の女性達が履いていた「下着」だったのだそうです。そのため、ハーレムパンツのみで外出するのではなく、ハーレムパンツの上にドレスやスカートなどを重ねて着るのが本来の着方なのだそうですよ。

ベリーダンスを踊るダンサー達も、スカートの下にハーレムパンツを着用する事も多いようですが、アメリカに広く普及しているトライバルダンスと呼ばれるベリーダンススタイルになると、ハーレムパンツのみで踊るのもOKなのだそうです。ベリーダンスの衣装としてハーレムパンツが採用される事はあまり多くないため、アウターとしてハーレムパンツを着る場合には、自分で手作りしたりするのが一般的なようです。

ウエスト部分と裾部分がゴムで搾られているハーレムパンツは、手作りするのもそれほど難しくありませんが、アウターとしてファッショナブルに魅せるためには、パンツの裾部分の幅や丈がとても重要。裾の幅が細すぎると部屋着のようになってしまいますし、太すぎるとピエロのようで踊りづらくなってしまいます。丈も短すぎると変なので、くるぶしぐらいまでくる丈にした方が衣装としては見栄えがするようですよ。

ハーレムパンツを手作りする場合には、素材にも気を配りたいですね。オリエンタルでセクシーさをかもし出すならシフォンやサテンなどがおススメです。とライバルダンスではハーレムパンツがアウターとして採用されている事も多いので、参考にするのも良いでしょう。

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