二の腕の部分は、普段の生活の中ではあまり使わない部分。そのためでしょうか、筋力が少ない女性は特に、若い時には二の腕はスッキリ細くても、ある日気づいたときには太もものように太くなっていたという事も少なくありません。

 

二の腕をスッキリ細く引き締めるためには、どんなトレーニングをすればよいのでしょうか?まず思いつくのは、腕の筋肉が鍛えられそうな腕立て伏せですよね。一般的な腕立て伏せをしていても上腕三頭筋を鍛えることはできますが、プヨプヨした二の腕部分を鍛えるのは困難。二の腕という部位をピンポイントで鍛えたい場合には、腕立て伏せをアレンジして二の腕に効果が出る方法で腕立て伏せを行うのがおすすめです。

 

スポーツジムに通うのも面倒、そしてダンベルみたいなトレーニング機器をそろえるのも面倒という人にとっては、とても便利な方法です。

 

まず、平らな床の上で四つん這いになった状態から体をつぶし、一般的な腕立て伏せをするような低さまで状態を落としていきます。一般的な腕立て伏せをする場合には、床についているのは手のひらとつま先ですが、二の腕を鍛えたい場合には、手のひらと膝を床に着けた状態で腕立て伏せをしていきます。この時、手は指先が真っすぐ前を向くようにし、膝を床に着けている両足は閉じておくようにしましょう。腕は肩幅の広さに広げておいてくださいね。

 

この状態から腕立て伏せを行います。おなかが床についてしまわないように気をつけながら、肘を曲げたり伸ばしたりしてトレーニングをしていきますが、この時、体を落とす時には顎が床につきそうなぐらいまで低く落とすと良いでしょう、反動を使って腕立て伏せをすると二の腕の筋肉に負荷がかかりにくくなってしまうので、できるだけゆっくりスローに行うようにしましょう。

 

この腕立て伏せを、1セット当たり10回とし、一回当たりのトレーニングでは1分ぐらいの休憩をはさみながらトータルで3セット行ってみてください。一日1回のトレーニングでも良いですが、できるなら朝と夜など1日に2回から3回ぐらいトレーニングしたほうが効果的です。