自宅でできる筋トレの一つとして知られる腕立て伏せ。正しい方法で行えば、腕の筋肉だけではなく腹筋や背筋など上半身全体を引き締めることができます。腕立て伏せにもいろいろな方法があり、それぞれどこをどんな風に鍛えられるのかが異なります。また、どんな風にトレーニングするかによって、筋肉に持久力をつけることができるのか、それとも筋肉のサイズを大きくしてマッチョになることができるのかが異なります。腕立て伏せをする場合には、どんな効果を期待したいのかをきちんと理解しながら行うようにしましょう。
まず、腕立て伏せによって筋肉のサイズをアップしてマッチョなボディになりたい場合には、腕立て伏せをする時にかかる負荷を大きくしてあげる必要があります。平らな床の上で腕立て伏せをする場合には、かかる負荷は最大でも自分の体重になってしまうため、あおむけで床で腕立て伏せをするのではなく、スポーツジムなどに足を運んでプレスベンチ、カールベンチ、ラットマシーンなどを使ってトレーニングすると良いでしょう。
自宅で負荷をアップしながら腕立て伏せがしたいという場合には、片手で体のバランスを取りながら腕立て伏せをすれば、負荷を大きくした状態で筋肉を鍛えることができます。
マッチョなボディを目指す場合、腕立て伏せは毎日行ってはいけません。これは、トレーニングすることによって筋肉にダメージを与え、筋肉が回復する時に以前よりもサイズアップできるから。つまり、一度のトレーニングで負荷を大きくすることによって筋肉に徹底的にダメージを与え、その後3日ぐらいはしっかり筋肉を回復させてあげることによってサイズを少しずつアップすることができます。
一方、筋肉に持久力をつけたい人や細マッチョを目指す人は、負荷はあまり大きくしないで毎日、たくさんの回数をこなす方が良いでしょう。筋肉に徹底的なダメージを与えるのではなく、回数をこなすことによって持久力がアップします。