筋トレは、カロリーを燃焼して短期間でダイエットするために行う人はそれほど多くありません。とにかくカロリー燃焼を最優先したい場合には、筋トレよりも有酸素運動に励んだほうが大きな効果が期待できるのではないでしょうか。しかし、腕立て伏せなどの筋トレも、筋肉を使った運動なので、多かれ少なかれカロリーを消費することができます。どのぐらいのカロリーが消費できるのか気になりますよね?

 

腕立て伏せをすると、体重の3分の2ぐらいの重量が負荷としてかかります。その人の筋量がどのぐらいなのかによって燃焼できるカロリーは異なりますが、ここではごく一般的なカロリー燃焼量をご紹介しましょう。

 

まず、体重40キロの人が腕立て伏せを30分間行った場合には、168キロカロリーが燃焼できます。しかし体重が100キロの人になると同じ時間の腕立て伏せで燃焼できるカロリー量は420キロカロリー。どのぐらいのカロリーが燃焼できるのかはその人の体重によって大きく異なります。

 

それでは、1000キロ以上のカロリーを腕立て伏せだけで燃焼するには、どのぐらいの時間腕立て伏せを続けなければいけないのでしょうか?体重40キロの人なら腕立て伏せをなんと3時間続けて初めて1000キロカロリーが燃焼できます。体重が50キロの人も2時間半腕立て伏せを続けて初めて1000キロカロリーが燃焼できます。これが体重100キロの人になると、2時間の腕立て伏せで1000キロカロリーが燃焼できます。

 

しかし、考えてみてください。腕立て伏せを2時間も3時間も続けて出来る人ってそれほど多くはないはず。筋トレだけでたくさんのカロリーを消費しようとするとかなり無理があるので、カロリー燃焼をしたい場合には、筋トレ以外にも有酸素運動を混ぜたりして、効率的にカロリー燃焼できるように工夫したほうが良いでしょう。腕立て伏せをすることによって筋肉が鍛えられるので、普段の生活の中でも筋肉が燃焼してくれるエネルギー量がアップします。つまり、腕立て伏せをすることで基礎代謝がアップするので、痩せやすくて太りにくい体質を作ることが可能になります。