中高年になると急に近い存在になってしまうメタボリックシンドローム。メタボリックシンドロームは内臓脂肪がたっぷりと蓄積される事によって引き起こされるいろいろな疾患の事を総称した名称ですが、中高年の男性はなんと2人に一人の割合でメタボにかかっているといわれています。中性脂肪よりも皮下脂肪のほうがつきやすい女性でも、中高年になると5人に一人はメタボにかかっているといわれています。メタボは放置しても百害あって一利ナシ、心臓発作や脳卒中などにつながってしまうので、できるだけ早期治療をする事が望まれます。
食生活、運動不足、ストレス、そしてタバコなどの嗜好品など、生活習慣によって引き起こされる生活習慣病。その中でも、通勤などで体を動かしている人は、それほど生活習慣病のリスクも少ないといわれていますが、車での通勤をしていたり、ずっとデスクワークをしているために体をほとんど動かさないという人は、運動不足によるメタボリスクもかなり高いといえるでしょう。生活習慣病は内臓肥満に始まって、高血圧、糖尿病、高脂血、mそして動脈硬化や心臓発作などを発症するとも言われています。
生活習慣病もメタボリックも呼び方が異なるだけで実際には中性脂肪が引き起こす数々の疾病である事は同じ。これらを治療する方法も同じです。
中性脂肪を減らすためには、なんと言っても運動によって脂質を燃焼させるのが理想的です。その中でも、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、最初に糖質を燃焼してから脂質を燃焼してくれるので、糖分を取りすぎている方、脂質を取りすぎている方、そのどちらも体内から排除する事ができます。ただ、ある程度の時間継続する事が大切なので、最低でも20分から30分ぐらいはこなすようにしましょう。
中高年が大好きなゴルフも、エクササイズという点では非常に高い効果があります。しかし、ゴルフの移動はカートに乗ってラクラク出はなく、できればクラブをかついで徒歩での移動がおススメです。