ダンベル体操では、普段の生活の中ではあまり使わない二の腕を効率的に鍛えることができます。慢性的に運動不足になっている女性にとっては、若い頃には二の腕に脂肪がつくだなんて想像したこともなかったという人も多いのですが、30代になってふと気が付いたら、自分の二の腕がまるで太もものように太くなっていてショックを受けたことも少なくないのではないでしょうか。なぜ太くなってしまったのか分からない二の腕は、どんなトレーニングをしたら細くなるのかもなかなか分かりにくいですし、普段の生活で使っていないために筋量も少ない部分なので、効率駅にコツコツと毎日鍛えていかなければ、なかなか細く引き締めることができません。
そんな二の腕を引き締めてくれるダンベル体操をご紹介しましょう。
床に正座をした状態から少しだけ腰を浮かせ、上半身は前かがみにしてください。体を少しだけ前倒しにすることによって、腕を後ろ側に振り上げやすくなります。鍛える側の腕にダンベルを持ち、腕を体の後ろ側にまっすぐ伸ばしていきます。できるだけ床と平行になるぐらいの高さまで腕を伸ばしてあげるのがポイント。この動きによって、ひじから肩にかけての筋肉をバランスよく鍛えることができるので、二の腕の筋肉も鍛えられます。毎日続けていると、ダンベル体操のレジスタンス効果とエアロビクス効果によって、二の腕周辺の脂肪が効率的に燃焼され、細くて引き締まった筋肉を手に入れることができます。
ここで気を付けたいのは、ダンベルの重さ。運動効果をあげようと自分の筋肉でサポートできる以上の重量のダンベルを使ってしまうと、ひじを体の後ろ側にストレッチした場合に、ひじや手首にかかる負荷が大きくなってしまいます。無理に続けていると、手首が腱鞘炎になってしまったりすることもあるので気を付けましょう。ダンベルの重さは、最初は軽いものからスタートし、慣れてきたら少しずつ重さを重くしていくと良いでしょう。