ダンベル体操で腹筋を鍛えることができます。と言っても、ダンベルをお腹にベルトで固定して、ウォーキングしたりジョギングするというわけではありませんよ。ダンベル体操で腹筋を鍛える場合でも、ダンベルは自分の両手に握って行います。

 

腹筋が鍛えられるダンベル体操をご紹介しましょう。3方向エクササイズと呼ばれるダンベル体操は、ムチムチして締まりがないお腹を、すっきりとスリムに引き締めることができる便利な体操。ダンベルがなければ、ペットボトルをつかってもOKです。

 

まずダンベルを両手に持って立ちます。両足は肩幅に開き、上半身の動きで体がフラフラしないように安定させましょう。肩幅よりも広く開きたい人は、それでもOKです。下半身をしっかり安定させたら、ダンベルを持った両手を左右に持ち上げ、肩の高さまで持ち上げます。肘は曲げたりせず、腕は体の真横になるように意識しながらダンベルを持ち上げ、10秒ほど静止します。

 

次に、体を前かがみにしながら、右手で左足のつま先をタッチしてきます。この時、余っている法の左手は、ダンベルを持ったまま体の後ろ向きに持ち上げると良いでしょう。右手を左足のつま先にタッチしたら、元の「大の字」のポジションに戻り、次に左手を右足のつま先にタッチして行きます。

 

この運動、実は慢性的な運動不足の人にとっては、ダンベルを持っていなくても意外とツライ動き。両手にダンベルを持つことによって、負荷が一層大きくなるので、かなりハードな運動になってしまうこともあるようです。腹筋まわりの脂肪を効率的に燃焼させるためには、この動きを左右1セットにして、毎日15回〜20回ずつ行うようにしましょう。

 

両手にダンベルを持った状態で腕をまっすぐ突き出し、その状態で足を軽く曲げてスクワットをするのも効果的です。スクワットをする場合には、あまり体を低い位置まで下げると、膝などの関節に負担がかかりやすくなってしまうので、少しだけ腰を落とす程度にしておきましょう。そして、腰を落とした状態から、ダンベルを持った両手は体の前に突き出した状態をキープし、そこから体を左右に反転させてみてください。腹筋当たりに結構な負荷がかかるのを実感できればOKです。