痩せにくい二の腕の筋トレには理想的と言われているダンベル体操ですが、実は二の腕を引き締める効果だけではなく、使い方次第ではほかにもいろいろなエクササイズ効果が期待できます。ダンベルを使ったエクササイズを工夫して行えば、ダンベル体操で全身の体脂肪を効率的に燃焼することもできるので、大きなダイエット効果も期待できます。
ダンベル体操には、エアロビクス効果とレジスタンス効果が期待できると言われています。エアロビクス効果というのは、筋肉を鍛えることによって筋肉が動くときのエネルギー代謝がアップするという効果で、レジスタンス効果というのは、筋肉を鍛えることによって筋量を増やすという効果。ダンベルを使ってエクササイズを行えば、筋量が増えるだけでなく、一つ一つの動作で燃焼できる脂肪量がアップするため、痩せやすくて太りにくい体質を作ることができます。
ダンベル体操による効果を最大にするためには、ダンベルを使った筋トレに、有酸素運動をコラボさせるのが理想的と言われています。ダンベルと有酸素運動と言えば、たとえばダンベルを持ってウォーキングするとか、ダンベルを動かしながらランニングをする、なんてイメージでしょうか。ダンベル体操と有酸素運動を組み合わせることによって、ダンベルを持たずに通常の有酸素運動をしている時よりも、体に大きな負荷がかかります。その負荷によって、体脂肪を燃焼する効率が、なんとダンベルを持つだけで4倍にも跳ね上がるのだとか。短期間でマックスにダイエットしたい人にとっては、ぜひおすすめの方法ではないでしょうか。
もちろん、普段使い慣れていないダンベルを持ったまま、普段慣れていない有酸素運動を続けるというのは、精神的にもつらいもの。ダンベル+有酸素運動を始めたばかりの人なら、有酸素運動の全過程でダンベルを使うのではなく、一部分にだけ使うように工夫したり、1日おきや2日おきにダンベルを使った有酸素運動をするなど、工夫するだけでも効果的ですよ。