人間は誰でも、年齢を重ねると基礎鯛茶が落ちてくるので、体脂肪が付きやすくなります。若い頃には特に運動をしていなくてもほっそりした体型をキープできていた人でも、年齢を重ねるとともに基礎代謝が落ちてエネルギーが燃焼されにくくなるため、体脂肪率は高くなってしまいます。そのため、体脂肪率をチェックする場合には、男性か女性かによって区別することも必要ですが、年齢別に区別しながら、自分が目指すべき体脂肪率を知っておきたいですね。

 

例えば男性の場合。男性は女性よりも体脂肪が付きにくいため、体脂肪率が35%を超えると肥満というレッテルが貼られてしまうことが多いようです。しかし、40代、50代と肥満が気になる年齢の男性の場合には、適正な体脂肪率は18%〜22%。肥満というレッテルが貼られる体脂肪率は、28%以上となります。

 

また、女性の場合には、体脂肪率はもっと高くなります。女性はもともと男性と比べて体脂肪がつきやすいだけでなく、男性よりも筋量が少ないので、年齢とともに体脂肪率も高くなってしまいやすいもの。肥満が気になりだす40代、50代の女性の場合には、体脂肪率が29%〜33%なら標準と言われています。肥満体型になるのは、体脂肪率は41%以上の場合。

 

年齢別の平均ではなく、男性、女性という枠組みだけの体脂肪率の目安を見ると、女性の場合には体脂肪率が35%を超えたら肥満体型という取扱いになっています。しかし、年齢別の体脂肪率を見てみると、それは若い30代まで。アラフォー以降の世代なら、体脂肪率35%でも「ぽっちゃり」体型なのです。

 

体脂肪率は、その人の体型やライフスタイルによっても異なります。例えば、自分から見ても他人から見ても、ほっそりしているように見えるのに、なぜか体脂肪率だけは異常に高いという人もいますよね。その場合には、骨が細かったり、筋肉が少ないために、その分を脂肪が覆っていることが考えられます。ほっそりしているから痩せているというわけではなく、見た目は細くても体の中が脂肪だらけなら、それは立派な肥満。生活習慣病のリスクを低くするためにも、体脂肪をチェックしながらダイエットに取り組んだほうが良いでしょう。