体脂肪率とは、自分自身の体重の中で脂肪が占める割合のこと。最近の体重計では、体重を測ると同時に体脂肪率も計算してくれるという優秀なものも多いので、体脂肪率は体重計が図ってくれるものだと考えている人も多いですよね。もちろん、それでもOKです。しかし、そういった体重計を持っていない人でも、体脂肪率を計算できることはご存知ですか?
体脂肪率は、女性の場合には身長とウエスト、そしてヒップを計測することによって計算することができます。男性の場合には計測する場所が少し異なり、おへそのあたりの胴回り、手首回り、そして体重の数字が必要となります。ネットでは、この3つの数値を入力すると自動的に体脂肪率を計算してくれる便利なツールやサイトもたくさんあるので、ぜひ活用してみると良いでしょう。
ただし、この方法での体脂肪率の算出は、可能な範囲があるので注意しましょう。例えば女性の場合、身長は180センチまで、ウエストは59センチ〜100センチまで、ヒップは85センチ〜125センチまでとなっています。男性の場合には、おへその位置の胴回り、そして手首の周りの数値の上限はありませんが、胴回りと手首の周りの差によっては、計算できないケースもあるようです。胴回りから手首回りを差し引いた差が57センチから89センチの間なら、胴回り、手首回り、そして体重という3つの項目によって体脂肪率を計算することができます。
ダイエットをする際には、体脂肪率とBMIのどちらも大切です、肥満度や体型を客観的な数値で表してくれるBMIは、身長と体重の二つの項目だけで計算されます。しかし、同じ身長で同じ体重でも、体型が全然違うということもありますよね?しかし、身長と体重が同じならBMIは同じということになってしまい、性格に自分が肥満かどうかを知ることができません。
そこで登場するのが体脂肪率というわけです。体脂肪率を知ることができれば、自分の身長に対する目安となる健康的な体重を知ることができるとともに、脂肪を燃焼することによって目に見える体型を改善することもできますよね。