日本でも大人気のフットサルですが、フットサルは他のスポーツと比べると、前半20分、後半20分間ハードに動き回るスポーツですし、プレー中に疲れたからと言ってベンチに下がったり休むことができるわけではないため、試合の間中ずっと動き続けるスタミナが必要となります。フットサルの個人練習をしようと思うと、ボールを使ったテクニックのトレーニングをイメージする人も多いのですが、実は個人練習の場合にはボールのテクニックよりもスタミナや持久力をつけるフィジカルトレーニングの方が、大きな効果が期待できます。
フットサルに求められるのは、筋力とスタミナ。10代の選手にとっては本格的な筋トレをしてしまうと体の成長を妨げてしまうことが考えられるので、本格的な筋トレは成長が終わった20代になってから始めたほうが良いでしょう。10代選手の場合には、本格的な筋トレを行わなくても、マラソンなどで筋肉に持久力やスタミナをつけるトレーニングがおすすめです。
ただし、マラソンというと手加減したスピードでできるだけ長距離を走る練習をすることも多いのですが、フットサルでは全力疾走で走ることの方が圧倒的に多いため、マラソンをしながら時折全力疾走する部分も取り入れることが必要です。いろいろなスピードを瞬時に切り替えて走り続ける能力は、フットサルの個人練習ではぜひマスターしたいテクニックと言えるでしょう。
フットサルに必要なテクニックやスタミナを具体的にどんな風に養えばよいのかをまとめたDVDなどもあります。「短期集中フットサル上達法」と呼ばれるDVDは、日本で初めてのプロフットサルチームのコーチを務めた大島氏による監修のもとに完成したもの。日本のプロコーチの特訓を自宅にいながら受けることができるので、これからフットサルを追求していきたいという人にはぜひおすすめです。
スタミナや持久力をつけるフィジカルトレーニング、ボールのコントロール、ドリブルのテクニックやドリブル力、パスのコツやテクニックなど、バランスよくトレーニングをしたいですね。