エアロバイクには、ペダルをこいだ時の負荷を何段階かに調整できる機能がついています。どのぐらいの機能がついているか、どこまで負荷を大きくできるかは、そのエアロバイクによって異なりますが、自宅で使えるようなリーズナブルなエアロバイクでも、何段階かの負荷を調整できるようになっているので、自分の体力に合わせて負荷を調整しながらエクササイズできるようになっています。

 

エアロバイクの負荷は、負荷を大きくするとペダルをこいだ時に重たいと感じるので、同じ時間のエクササイズでもキツイと感じます。それだけではなく、ペダルを漕ぐときに筋肉に大きな負荷をかけるため、エクササイズの方法が間違っていると、筋肉ではなく膝などの関節に負荷がかかり、膝を痛めてしまうこともあるので注意しましょう。

 

エアロバイクを始める際には、最初はできるだけ軽い負荷からスタートするようにしましょう。漕いだ時にどれだけ軽いと感じるか、どれだけ重くてつらいと感じるかが大切なわけではありませんし、それがダイエット効果と大きな関係があるというわけでもありません。慢性的な運動不足の人は、負荷をかなり軽くして楽々に漕いでいても、心拍数が上がりやすいので、それで十分な有酸素運動効果を出すことができます。

 

エアロバイクでのエクササイズは、常にバイクに表示される心拍数に注意しながら、最低でも30分間ぐらいは続けるようにしましょう。心拍数が上がりすぎてきたら、運動を止めるのではなくペダルをこぐスピードをゆっくりにしたり、負荷を軽くすることで運動量を軽くするという方法がおすすめです。競輪選手のように眼にもとまらぬ速さでペダルをこぐ必要はありませんから、マイペースで最低30分間続けることが大切です。

 

正しい心拍数でエアロバイクを続けていると、思ったほど負荷が重くなくても脂肪をどんどん燃焼することができるので、体重を減らすことができます。きつくなくても体重が減るのは嬉しいですし、きつくなければ毎日続けることもできそうですよね。エアロバイクは修行のようにキツイものではなく、毎日続けられるぐらいの負荷を使うようにしましょう。