「人間は何のために生まれてきたのか!?」・・・と聞かれれば即座に「それは暴れるためなのであ〜る!!」と漫才の掛け合いのように速やかに答えられるまでには、やはり最初のうちは幾多の試練が待っているんですよ^^ ボディコンバットは格闘技の要素をふんだんに取り入れた『エアロビクス』の一種であり、当然のようにやっていると体力の消耗度はかなり激しいです。飛んだり跳ねたり蹴ったり殴ったり、ヒジ打ちがあればヒザ蹴りはあるわで、(手抜きをしなければ)数あるエアロビクスの中でも運動強度はトップクラスだと思います。

 

心臓や肺の機能を高め、組織や細胞に酸素を送り込むことで健康増進効果を上げる、全身を使っての有酸素運動が『エアロビクス』であり、ボディコンバットも他の例に漏れずとにかく身体全体をこれでもかと使ったエクササイズです。しかもダンス系エアロビクスは「有酸素運動」中心ですが、ボディコンバットは格闘技のエッセンスをふんだんに取り入れているため全身の筋肉もかなり使います。だから運動強度は半端ではなく高いです。

 

ボディコンバットのレッスンは飛ばしまくりなので、はじめて参加した人やフィットネスクラブ初心者の方は体力が付いていかず、レッスン開始後途中ですぐスタジオから出て行くということもたまに見ることがあります。またボディコンバット常連者でも体調がすぐれない日には、最後まで完走というのはかなりキツイです。それほどハードなエクササイズとなっています。

 

基礎体力がないとボディコンバットを最初から最後まで完走するのは無理のため、フィットネスクラブ初心者であったらまず有酸素運動と筋トレでみっちり基礎体力を付けることをお奨めします。オモシロそうだからといって、いきなりスタジオに入ってコンバットというのはかなりキツイと思いますし、完走できたとしても次の日に全身筋肉痛になりかねないですからね!

 

基礎体力を付けるためには有酸素運動であったらトレッドミルやエアロバイク等を使って心肺能力をアップしていくことをおすすめします。長年の運動不足やタバコを吸っていたりすると軽く10分程度走っただけでもハーハーゼーゼーになりますから、ボディコンバットで暴れる(楽しむともいう)ためには、まずタバコもキッパリやめて有酸素運動に取り組んだ方が良いと思いますよ。個人的な経験からもタバコを吸ってハードな運動というのはこれ絶対無理! 心臓がどうかなるかと思いましたもん^^;

 

そしてボディコンバットをやるなら筋トレも凄く大事です。 特に下半身の筋力を強化していかないとケガしますよ。フィットネスクラブ初心者であったら、基礎的な筋力トレーニングもしばらくやった方が良いと思います。はたから見てるとボディコンバットはハードなテクノサウンドに合わせて、パンチやキックをしながら軽く楽しんでいる・・・だけのように見えますがこれは大間違い! CLUBで楽しく踊ってるというのとは大違いです!

 

ボディコンバットは運動強度のかなり高いエクササイズですから、ある程度筋力を強化してからレッスンに参加しないと間違いなくケガをすると思います。特に痛めるところは膝、腰、足首・・・自分の経験からいうとこの三箇所が要注意です。あとふくらはぎの肉離れにも気を付けないといけません。

 

基本であるコンバットスタンスでのフットワーク自体下半身使いまくりますから、下半身の筋力強化はボディコンバットやるなら必須だと思います。『ジャンピング膝蹴り連続18発』など思いっきりやって爽快な気分を味わいたいなら、本当に普段からの筋トレが大事になってきますよ。とにかく個人的な体験からの実感として、ボディコンバットは「体力」と「筋力」があればあるほを思いっきり楽しむことができるエクササイズです♪