世界40ヶ国以上で愛飲されているアメリカ産の国際的スポーツドリンクがゲータレードです。日本ではポカリスエット、アクエリアス等の国産スポーツドリンクに押されていまいちメジャーとはなっておりませんが、世界的に見ればもうゲータレードの天下ですね! アメリカのスポーツドリンク・シェア90パーセント以上を占めてたほどですからね〜、凄い!!

 

製造が開始されたのが1960年代というスポーツドリンクの中では一番の歴史を持ち、日本に輸入され始めたのも1972年と古く、国内にも年期の入ったファンが大勢います。思い起こせばポカリスエットやアクエリアスが発売される前までは、本当に日本でもゲータレードの天下でしたよね。確か最初の頃って粉を水に溶かして専用の容器(ストローが付いてるやつね)に入れてスポーツ時に飲む形でしたね。

 

当時み〜んなゲータレード飲んでたね・・・というか他にスポーツドリンクって発売されてなかったからかもしれないけどw 遠足とかお茶の変わりに持ってくる子供が多かったな。本当にゲータレードって小さなブームでしたよ。それほど初のスポーツドリンクということでインパクトが強かったのです。

 

このようにスポーツドリンク界では圧倒的に先行したんですが、売っている所が当初スポーツ用品店だけだったんですね。それがスーパー、コンビニ、自販機で売り出された後発のポカリスエット、アクエリアスに大きく差を付けられてしまった理由です。

 

ゲータレードも1995年になってマイケル・ジョーダンをCMに起用し巻き返しを計ったんですが、日本産スポーツドリンクが高い知名度とブランド力を築いてしまった後でしたから、ちょっと遅すぎましたね。自販機の方もポッカとの提携で1998年にやっと開始されました。

 

その後のゲータレードは昔の物とは違い、大きくリニューアルして「ゲータレード・エクストラ」とかにもなってます。味はそれほど昔から変わってなかったですね。昔々飲んだゲータレードの味はちゃんとしてましたよ。ちょっとすっぱみがあり、ほのかにレモン味がするするようなしないような^^ それからメロンソーダの味もちょっとは入っているような感じがするけど気のせいかな? まぁとにかくフルーティーで結構飲みやすい味になってました。プライベートに飲むジュースとしてもなかなかイケる! 甘みが少ないのでキレのある大人のジュースっちゅう感じかな。

 

ゲータレードは「世界のスポーツドリンク」だけあって世界最速レベルの水分吸収力をうたっていますよ! 運動時の体を科学した「効率的なエネルギー補給」と「究極の止渇」と追求して製造されているそうです。

 

そしてなんと言っても他のスポドリとは一線を画しているゲータレード独自の特徴は、新開発の広口ペットボトルを採用しているところですね。広口だから口をすぼめずに飲めるんですよ。これがね、実際飲んでみると結構いいんですね! より速やかに水分補給ができることは言うまでもありませんが、もうゴクゴクガブ飲みできるんでのど越しがとてつもなく最高なんですわ!! ビールもさ、缶ビール飲むのと生ジョッキを飲むのは違うもんね。

 

それでゲータレードのネーミングはどうやって付いたかというと、ゲータレードを開発したのがアメリカンフットボールチーム「フロリダゲーターズ」の知り合いのフロリダ大学助教授ロバート・ケード博士であり、そのチーム名から「ゲーター」を取ってそれに飲み物という「Ade:エード」をくっつけたんですね。そして「ゲータレード」が誕生したわけです。