フィットネスクラブに通い続けていると、よく見るよく来ている常連さんの「顔」がだんだん分かってきますよね。もちろん通い始めた当初というのは、不特定多数の人がい〜っぱい居るといった感じで、誰が誰なのかなんてさっぱり分からなかったのですが、これが不思議なことにフィットネスクラブに通えば通うほどだんだんだんだんと分かってくるようになるんですよ。いつも来ている会員さんの「顔」を徐々に覚えていくんですね。
行く時間帯にもよって違いがあります・・・というかその時間帯で来ている人の違いまでも分かってくるんですよw これ意識的に覚えているわけではないですよ、ホ〜ント通っているうちに自然と無意識のうちに覚えていくんですよ。みなさんもそうじゃありませんか? やっぱフィットネスクラブに通っているうちに覚えてきますよね! 話したこともなければ『名前』も知らないけど、「あっ、あの人だ」とか「あっ、この人だ」とかね(笑)
まぁこちらもそう思っていれば向こうも同じようにそう思っているんだけどね、お互い「顔」は知っているけど名前は知らないといった非常にオモシロイ人間社会というかコミュニティがフィットネスクラブでは形成されているわけですよ。
通学バスや通勤電車の同じ車両とか思い浮かべてもらえれば分かりやすいかも。だいたい通学バスとかっていつも乗ってる人って同じじゃない? だって朝の登校時間や出社時間なんて毎朝決まっているわけだから、そのバスやその車両に乗る人は自ずと同じになるんですよね。そしてこれも同じようにだんだんだんだんいつも乗ってる人の「顔」というのを覚えてくるんだよね。そして毎日顔を合わせていると当然のように『親近感』が湧いてきますよ、もちろん『名前』も知らなければ話したこともないけど^^
で、いつも乗るバスや車両に乗ってくる人が乗ってこなかった日があったりしたら、なんか無意識のうちにミョ〜に心配なんかしちゃってね、風邪ひいたのかな〜とかさw あなたもこういったことありませんか? 今まで生きてきた中でもちろん体験してますよね! よく考えるととっても不思議な感じの事だと思うのですが、確かによく顔を合わせている人との間には『不思議な親近感』が存在してくるんです!
フィットネスクラブの中の世界でも通学バスや通勤電車と同じような感覚になりますよね。『名前』も知らなければ話したこともないけど『不思議な親近感』というのは、常連さんの顔を覚えていけばいくほど確実に出てくるんですよネ♪
それでいつも思うんだけどさ〜、フィットネスクラブ内でよく見る常連さんとすれ違ったりした時なんか、これ挨拶していいものか・・・それともしない方が自然なのかと、いっつも悩むわけですよ(苦笑) お互い「顔」は知っているわけだから挨拶した方が良いのかな、でもいきなり話したこともないのに挨拶なんかしたらやっぱ変かなとか悩んじゃうんだよね〜。ま、お互いそう思っているんだけどさ、なんかちょっとどう対応していいのか分からない部分があるんですよ。人間関係ってホント複雑だよね。
それで何かの「きっかけ」さえあればそれがスタートとなり会うと挨拶なんか気軽にできるようになるんですよ。これはどんな小さなきっかけでも構わないんですよ、ホント些細なことで構わないんです。「きっかけ」さえあればそこから始まるんです♪ 仲良くなったりするんです。
でもフィットネスクラブ内というのは学校のクラスでの自己紹介や社会での名刺交換会等がないので、「きっかけ」というチャンスは少ないんですよね〜。だから凄く『不思議な親近感』が漂うコミュニティになっているんですよ。
まぁ運良く「小さなきっかけ」があってよく喋ったりするようになっても、よくよく考えてみると「あの人と会ったらよく喋るけど、そういえば名前なんだろ?」と思うことも多々ありますw いや〜不思議ですよね、フィットネスクラブの世界って!
それで一番『不思議な親近感』が漂うというか、それを通り越して『不思議な連帯感』が渦巻くのは、各エアロビクスのレッスンがあるスタジオ内なんですよね。これみんながみんな同じ音楽を聴いて同じ動作・振りをやっていくので、ロックのライブと同じでもの凄い一体感が生まれるんですよ。まさにスタジオ内が『一つ』になるんです!
で、だいたい同じスタジオプログラムだと出てる人がいつも決まっているんですよね。だから回りを見渡せば知っている人ばっかり・・・いや、知っている『顔』ばっかり(笑) 話したことないとこう言うしかないっす! でもねここでもやはり親近感というのが湧いているんだよね。それもスタジオ内で一体となっているから、もの凄い親近感というか連帯感のようなものが自然と生まれているんですよ。こんなこと誰も口には出して言わないよ、でも確かにその「見えない連帯感」というのは確実に存在しているんです。
だからレッスンが終わって最後、クモの子を散らすようにみんなスタジオの外に出ていっちゃうのは、見てるとな〜んかしらけるんだよね〜^^;
さてさて、ここまで話したようにフィットネスクラブ内というのは、ちょっと不思議な感じのコミュニティが成り立っているんです。自分がここにこうやって書いたのを読んで、「ああ〜、そうだよね〜」と思った人も多いのではないでしょうか。ミョ〜に納得するところがあったのではないでしょうか。そうなんです、フィットネスクラブ内は一般社会とはまた違った「不思議な親近感」と「奇妙な連帯感」が存在するコミュニティが形成されているのです!!
ま、それを打開するには片っ端から知ってる『顔』の人に出会ったなら、なんの躊躇もせずいきなり「こんにちは〜!!」とか「今日の調子はど〜お!?」とか「今日スタジオ出るの?」とか元気良く声を掛けていけばいいんです。ただ今後ずっと「おかしな人」だと思われていく可能性大ですが・・・ww あとこれは男性の場合ですが、昼間のフィットネスクラブは若奥様&奥様ばかりだと思うので、変に声掛けまくっているとナンパと間違われてあとあと面倒な事になるかもしれないのでご注意くださ〜いね!